TOPPS社は、同社のオンデマンドカード「TOPPS NOW」で、2月14日から日米同時公開された映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」のカードの受注をスタートした。
TOPPS社は昨年9月に、ディズニー(ウォルト・ディズニー社)との契約を延長・拡大。ディズニーが権利をもっている人気映画シリーズ「スターウォーズ」のトレーディングカードの制作・販売に関する契約を延長することを発表。さらに、ディズニーが権利を有するピクサー作品、マーベル作品のトレカをTOPPS社が2025年から制作することを予告していた。今回は、TOPPS社のマーベルカードの「第1弾」となった。
マーベルのトレカはかつてはFLEER社が制作し、昨年まで「FLEER」ブランドを傘下に収めたUPPER DECK社が制作・販売の契約を結んでいた。
カードの表は、「新キャプテン・アメリカ」ことサム・ウィルソン(演:アンソニー・マッキー)が「正義の象徴」である盾で、赤いハルクの拳を受け止めているシーンをデザイン。裏面は作品の制作スタッフなどのデータを記している。「TOPPS NOW」では新カテゴリーに「ディズニー」が追加され、マーベル映画のトレカがこのパターンで今後も作られることになりそうだ。
今回の「キャプテン・アメリカ」カードには、従来の「TOPPS NOW」と同じく、色違いのシリアルナンバー入りパラレルが抽選で当たるお楽しみもあり、販売ページでは、デザイン違いの「正義の盾」カードの画像も掲載されていることから、こちらが当たることもありそうだ。
TOPPS社では新カテゴリーのトレカを発売する際には「TOPPS NOW」を有効的に使う。先日のプロレス「WWE」のカード復活の際も、「TOPPS NOW」でカードを作った後にボックス・パック商品の「Chrome」を発売し、大人気を集めた。
トレカジャーナル編集部