ゴールデンステイト・ウォーリアーズのステフィン・カリーが3月13日、自身の代名詞ともいえる「3ポイントシュート」でNBA史上初となる通算4,000本を達成した。
大記録にあと2本で臨んだ本拠地サンフランシスコでのサクラメント・キングズ戦。第3クォーター(Q)残り8分19秒、モーゼス・ムーディーのパスから、この日2本目となる3ポイントを成功させた。
カリーは今季がキャリア16年目。2021年12月にはレイ・アレン(元ボストン・セルティックスほか)が所持していた、2973本の通算3ポイント成功数の歴代最多記録を更新した。それから3年3か月で前人未踏の領域に到達した。「2974本でさえ現実とは思えなかった。4000本まで記録が伸びるなんて夢にも思わなかったよ」と話した。
NBAのスリーポイントの歴代成功数は、ジェームズ・ハーデン(ロサンゼルス・クリッパーズ)が3,127本で2位につけ、3位はレイ・アレンさんの2,973本。カリーの3ポイント「一人旅」はまだまだ、続きそうだ。
「キングスは僕をフェイスガードで守っていたし、全くスキがなかった。でも、他のみんなが素晴らしいプレーをして、気が付けば20点以上のリードを築いていた。後半のどこかで決まると信じていたよ」と第3Qでの記録達成について話した。
翌日は37歳の誕生日。「明日は練習があるから、まずは練習に行って、あとは誕生日を家族と過ごす。今夜くらいは一杯やるつもりさ」といつものようにクールにチェイス・センターを後にした。
3月8日のデトロイト・ピストン戦では史上26人目の25,000得点を達成。現役ではレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)、 ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)、ジェームズ・ハーデン(クリッパーズ)、 ラッセル・ウェストブルック(ナゲッツ)に次いで 5人目の記録は、PANINI社のオンデマンドカード「PANINI INSTANT」でカードになった。
今回の3ポイント成功4,000本も「PANINI INSTANT」になることが確実だが、その前にTOPPS社のオンデマンドカード「TOPPS NOW」がカード化。購入者から抽選で直筆サイン入りカードが当たる豪華版となった。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。