米国大手オークションハウス「Goldin Auctions」に出品された大谷翔平投手(ロサンゼルス・ドジャース)のトレーディングカードが注目を集めている。
このカードはTOPPS「2018 Bowman Chrome」の直筆サインカードの、パラレル版の25枚限定オレンジ・リフラクター。昨年11月に同じカードが533,140ドル(約8000万円)で落札され、大谷カードの最高落札額を更新した。この時のカードは、ベケットのグレーディング鑑定(BGS)で、センタリング: 10点、コーナー: 10点、エッジ: 10点、サーフェス: 10点の「PRISTINE/Black Label」となる総合点10点満点、サインも10点満点を受けていた。
今回、出品された「2018 Bowman Chrome」25枚限定オレンジ・サインはPSAのグレーディング鑑定で10点満点の評価を受けている。このカードのPSA10は2枚しかない。
入札締め切りまで3日間を残した時点で、26件の入札があり、160,000ドル(約2400万円)に達した。2025年のMLB開幕(ドジャースは東京シリーズで開幕済みだが)に合わせ、大谷へのさらなる期待も込めて、533,140ドルを更新する可能性は十分にありそうだ。
なお、今回のロットでは、同じ「2018 Bowman Chrome」25枚オレンジ・サインのジャージナンバー「17/25」も出品されている。こちらはBGS9.5の評価で、15件の入札があり、7,500ドル(約112万円)と入札額まだ、抑え気味だが、締め切り間際での入札ラッシュが期待される。
※落札額はバイヤーズプレミアム込み。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。