WWEの年間最大イベント「レッスルマニア41」のDay1が4月19日、ネバダ州パラダイスのアレジアント・スタジアムで開催された。セミファイナルの第6試合ではWWE女子王座タイトルマッチが行われ、王者のティファニー・ストラットンが挑戦者のシャーロット・フレアを下し、防衛に成功した。
王者がストラットンだが、「女王」の座をかけた戦いでもあった。体操の米国代表という高い身体能力をいかした戦いでNXTから昇格後、「マネー・イン・ザ・バンク」を制し、共闘していたナイア・ジャックスをキャッシュインで倒して王者に。NXTから昇格後、一気にスターに上り詰め、レッスルマニア初出場となったストラットンに対して、リック・フレアーを父に持つシャーロットは2013年にデビューしこれまで15回の世界王座を奪取。膝の大けがから13か月ぶりの復帰戦となった今年2月の「ロイヤルランブル」で史上初の2度目の優勝を果たし、この日の挑戦権を得た。
お互いの決め技の応酬になった激闘は、ティファニーがアラバマスラムでコーナーにシャーロットの頭を叩きつけ、カミカゼからの、必殺のプリティエスト・ムーンサルト・エバーを決めて決着した。
会場には6,1467人が駆け付けた。全世界で人気を集めるWWEだが、トレーディングカードもTOPPS社に制作・販売の権利が戻り、さらに人気を高めている。現在は「Chrome」「Chrome Sapphire」とオンデマンドカード「TOPPS NOW」だけのリリースだけだが、今後の新商品にも注目が集まる。
今回も「TOPPS NOW」から、ストラットンの新「女王」戴冠カードを始め、熱戦の模様がカードになった。ストラットンのカードは、バービー人形をモチーフにした登場シーンのイメージバリエーション、シリアルナンバー入りのカラーバリエーション、マットのレリックカード、サインカードがラッキーカードで当たる豪華版となった。
≪レッスルマニア41 試合結果≫
【第1試合】
☆世界ヘビー級王座タイトルマッチ
●グンター(王者) – ジェイ・ウーソ(挑戦者)〇
【第2試合】
☆世界タッグ王座タイトルマッチ
●ウォー・レイダーズ(王者組) – ニュー・デイ(挑戦者組)〇
【第3試合】
〇ジェイド・カーギル – ナオミ●
【第4試合】
☆US王座タイトルマッチ
●LAナイト(王者) – ジェイコブ・ファトゥ(挑戦者)〇
【第5試合】
〇エル・グランデ・アメリカーノ – レイ・フェニックス●
【第6試合】
☆WWE女子王座タイトルマッチ
〇ティファニー・ストラットン(王者) – シャーロット・フレア(挑戦者)●
【第7試合】
☆トリプルスレッドマッチ
〇セス・ロリンズ – ローマン・レインズ● – CMパンク
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。