イングランド・プレミアリーグのリバプールは4月27日、本拠地でのトットナム戦に5-1で勝利。5季ぶり2度目、国内トップリーグ通算ではマンチェスター・ユナイテッドに並ぶ通算20度目の優勝を飾った。日本代表MF遠藤航は途中出場し、イレブンと優勝の瞬間を分かち合った。
首位独走のリバプールは、引き分け以上で優勝が決まる試合だった。遠藤はここまで17試合に出場したが、スタメン出場はなく途中出場で試合を締めてきた。この日も出番は後半31分から右サイドバックで登場。それでも、スタンドから大歓声で迎えられた。
優勝が決まると、GKアリソン、DFロバートソン、DFファンダイクらと座り込んで抱擁した。稲本潤一(アーセナル)、香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)、岡崎慎司(レスター・シティ)、南野拓実(リバプール)に続く、日本人5人目のプレミア優勝経験者となった。
2023年8月にブンデスリーガのシュトゥッガルトからリバプールに移籍した遠藤。トレーディングカードも日本代表カードだけではなく、リバプールのカードも増えてきた。シュトゥッガルト時代のTOPPS「STADIUM CLUB CHROME」のガッツポーズもおすすめだが、この日の感動の抱擁シーンもカードになってほしいものだ。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。