トレカジャーナル編集部では、毎月、スポーツイベントで華々しい活躍をした選手で、まだトレーでイングカードになっていない選手、だいぶ昔にトレカになったが最近はカード化されていない選手をピックアップ。BBMさん、エポックさん、よろしくお願いいたします!
【石川佳純(卓球)】
卓球女子の全日本選手権決勝で、伊藤美誠を4-3のフルゲームの末に破り、5年ぶり5度目の女子シングルス優勝を果たした。低年齢化が進む卓球女子で27歳の「ベテラン」が、すでに代表に決まっている東京五輪へ弾みとなる涙の復活V。「かわいさ」から「美しさ」へ「かすみん」のトレカは今のところ、制作されたことがない。
【華吹(はなかぜ)大作(大相撲)】
東序ノ口9枚目で現役最年長の50歳が初場所で勝ち越し。50歳以上の力士が勝ち越すのは116年ぶりの快挙。最高位は03年の九州場所での東三段目18枚目。目立った成績は残していない。立浪部屋ではちゃんこ係を務める。新型コロナの影響で、転職を考えていた料理店の受け入れに待ったがかかった、という犠牲者だ。それでも初場所は4勝3敗。通算成績は668勝760敗13休。
【野中生萌(ボルタリング)】
東京五輪のボルタリング代表は美人ぞろいだが、野中は筋肉モリモリのパワーが自慢。1月下旬の第16回ボルタリング・ジャパンカップでは予選を全5課題完登の1位で通過。翌日の準決勝も全4完登で1位通過した。決勝では森秋彩に僅差で敗れたが、さらにビルドアップしたボディで存在感を見せた。2018年のBBM「シャイニングヴィーナス」でカード化されているが、ジャパンカップでの力こぶとは比べものにならないほど。たくましき美女に勇気をもらえる。
【一山麻緒(女子マラソン)】
1月31日の大坂女子マラソンを大会新の2時間21分11秒で制した。目標が2時間19分12秒の日本新記録だっただけに、レース後は涙を流すほど悔しがった。東京五輪の最後の3枠目を名古屋ウィメンズマラソンで獲得するなどドラマチックな展開に加え、その力強い走りとは対照的な容姿とかわいい声でも人気。声はトレカにできないが、笑顔でも泣き顔でもトレカ映えする選手と推薦したい。
【彗星ジャパン(ハンドボール)】
1月25日までエジプトで行われたハンドボール男子の世界選手権に出場した日本代表は、2次リーグにあたるメインラウンドの最終戦でバーレーンに勝ち、19位に。東京五輪に開催国枠で8大会ぶりに出場する「彗星ジャパン」は予選リーグでも1勝をあげ、12大会、24年ぶりにメインラウンドに進出。バーレーン戦ではレフトバックの吉野樹が9得点。イケメンがそろう「彗星ジャパン」で主将の土井レミイ杏利はTick Tockerの「レミたん」としても名が知られ、BBM「2019 INFINITY」でもカード化されているため、今回は吉野をはじめとしたメンバー全員をおススメしたい。
【ユンゲラー(ポケモンカード)】
スポーツ選手ではないので番外編となる。昨年11月、超能力者のユリ・ゲラーさんがポケモンゲームの権利をもつ任天堂に対して、念力ポケモン「ユンゲラー」に関してカード化を許可。それまで、ユリ・ゲラーさんは「ユンゲラーは自分をイメージにして盗用している」として抗議。実際に肖像権を巡り裁判が行われ、任天堂が勝訴したが、任天堂も配慮してゲームへの登場と、カード化を長く、ストップしていた。このニュースが出てから2か月が経つが、ユンゲラーはまだ、再登場せず。そろそろ、どうでしょう?
トレカジャーナル編集部