NPBはオープン戦が3月2日に開幕。トレカジャーナルでは今季から毎週、「NPB HOT PLAYER」を選定します。それまでのトレーディングカードの人気度データに、その週の活躍や出来事をプラスしてベスト10を発表。一般的な人気順位とはひと味違うランキングをお楽しみください。
【➉大道温貴(広島東洋)】
ドラフト3位ルーキーは春季キャンプで結果を残し、一躍、勝利の方程式入りも。7日のヤクルトとのオープン戦で、1回を無失点の本拠地デビュー。「ヤフオク!」ではBBM「2021 ルーキーエディション」のサイン色紙交換券が76,000円で落札された。
【➈大野雄大(中日)】
昨年の沢村賞サウスポーは調整遅れが心配されたが7日の対東北楽天戦でオープン戦初登板。先発で3回を無失点に抑え、相手のドラフト1位・早川に貫録勝ち。開幕投手こそ福谷に譲ったが、2カード目の巨人戦に回ればチームはロケットスタートも。
【➇栗林良吏(広島東洋)】
オープン戦初登板となった7日の対ヤクルト戦で151キロの満点デビュー。対外試合は4戦連続無失点で、中継ぎエースに名乗りをあげた。自身のMAXは153キロでまだまだスピードもトレカの市場価格も上がりそうだ。
【➆廣岡大志(巨人)】
3月1日に東京ヤクルトから田口との交換トレードで移籍。4日の古巣とのオープン戦で、東京ドームの左翼スタンドへ特大の本塁打を放った。スワローズでチャンスをモノにはできなかった未完の大器が覚醒しそう。オールドファンには「巨人・廣岡」復活もうれしい。
【➅山口航輝(千葉ロッテ)】
高卒3年目ながら、オープン戦初戦から4番に抜擢。6日の対埼玉西武戦まで5試合連続安打と井口監督の期待に応えた。安田、藤原、平沢とヤングスター候補がそろうマリーンズの中でも抜群のパンチ力で、トレカでもスターの仲間入りを目指す。
【➄森下暢仁(広島東洋)】
昨年の新人王は7日の対東京ヤクルト戦でオープン戦初登板。カープの先輩で、背番号18を受け継いだ前田(MLBツインズ)から伝授されたツーシームも披露して、4回を無安打無失点に抑えた。イケメン右腕がトレカのエースへの道も継承した
【➃秋広優人(巨人)】
巨人の春季キャンプで話題を独占した202センチのドラフト5位ルーキーは長嶋終身名誉監督も絶賛。6日の対北海道日本ハム戦でのオープン戦初安打、翌7日には2安打のマルチヒット。「ヤフオク!」で箔サインが次々に落札されるなど、キャンプ中に2センチ伸びた身長同様、トレカの人気も伸び続ける。
【➂田中将大(東北楽天)】
8年ぶりにNPBに復帰した右腕。対外試合では打たれているが、目的意識が明確に伝わってくる投球内容にはさすが、と言わざるを得ない。BBM「1st バージョン」の入団会見カードも人気は出そう。直筆サインカードでの復帰も待ち遠しい。
【➁佐藤輝明(阪神)】
タイガースのドラフト1位は5日の対福岡ソフトバンク戦では昨季の最多勝、石川からオープン戦初打席初本塁打。「ヤフオク!」ではドラフト前からPANINIの侍ジャパン大学代表カードが最高35,000円で落札されるなど人気。この日にはBBM「ルーキーエディション」のSP交換カードが20,500円に。
【➀佐々木朗希(千葉ロッテ)】
プロ2年目の今季もトレカ人気ナンバーワンは健在。5日にZOZOマリンで行われたシート打撃では、8人の打者に対して無安打1四球。2奪三振も記録した。MAX163キロの「令和の怪物」だが、152キロと「抑え気味」のプロ仕様でも期待に胸は膨らむばかり。12日の対中日戦での初登板次第では、ルーキーカードがさらに「怪物」プライスに?
ランキング以外ではオープン戦初本塁打を記録したクロン(広島東洋)もさらにトレカ人気は上がりそうだ。紅林弘太郎(オリックス)はオープン戦の結果次第で次週の「HOT」リスト入りの可能性も。菅野智之と坂本勇人(ともに巨人)はトレカも安定感があり、ランキング入りへの逆襲に期待される。
TCJデータチーム