UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントの1回戦、ドルトムント対セビージャの第2戦が3月9日、行われ、2-2のドローに終わった。ドルトムントは第1戦のスコアと合わせ5―4とし、4季ぶりのベスト8進出を決めた。この日の2得点は注目のノルウェー代表FWアーリング・ハーランド。これで出場4戦連続2得点となり、CL20得点の最速&最年少記録を達成した。
ハーランドは前半35分に左足で4戦連続ゴールを突き刺すと、後半立ち上がりにはPKも決めた。4戦連続2得点で得点王独走の10得点。14戦での20得点はハリー・ケーン(トットナム)の24戦での到達を大幅に上回り、キリアン・エムバペ(パリSG)の最年少記録を1歳以上も下回る20歳231日の新記録となった。
大舞台でもニックネーム通りの「怪物」ぶりを見せるハーランド。トレーディングカードの市場価格も派手になってきた。前日の8日には「ebay」でTOPPS「2019-20 TOPPS CHROME Bundesliga」の50枚限定「Gold Refractor」のBGSグレーディング鑑定9.5点のものが30,000ドル(約315万円)で売買された。このカードは49,999ドル99セントで出品されていたが、購入希望者からのプライベートオファーが認められた形となる。
ハーランドのTOPPS「2019-20 TOPPS CHROME Bundesliga」の「ebay」での動きは正直だ。昨年12月30に「Orange Refractor」BGSブラック10が20,000ドル(210万円)で、2月2日には直筆サインが20,500ドル(215万円)、2月24日には再び「Gold Refractor」のPSA10が22,000ドル(231万円)と徐々に値を上げ、3月8日の30.000ドルにつながっていった。すべて、プライベートオファーによる売買であることも興味深い。
また、ハーランドのTOPPS「2019‐20 TOPPS CHROME UEFA」の10枚限定「Red Refractor」のPSA10は2月25日に「ebay」で激しい入札の末、23,332ドル(約245万円)で落札されている。
トレカジャーナル編集部