MLB大谷翔平投手(ロサンゼルス・エンゼルス)のルーキーカード(RC)が6月27日、59,040ドル(約6,435,360円)で米大手オークション「ゴールディン・オークションズ」にて落札された。同オークションでは最高落札額となった。
このカードはPANINI「2018 Flawless」のデュアル・パッチ・オートで1 of 1。PSAグレーディング鑑定は9点だった。今季の復活ぶりからすれば、物足りない落札額かもしれないが、PANINI社はMLB機構とはトレーディングカードに関しての契約を結んでおらず、各球団のロゴマークは使えない(MLB選手会の認可は受けている)ため、トレカとしては価値が下がる、と考えているコレクターは多い。逆に、そういった点を考慮すれば、600万円を超える落札額はかなり、高い、と判断される。
大谷は27日の対タンパベイ・レイズ戦で25号本塁打を含む今季2度目の3安打で3打点。あと単打が出れば19年6月13日の同カード以来となる自身2度目のサイクル安打という爆発ぶりでチームの連敗を止めた。
25日の右翼席の看板越えの特大24号も見たレイズのケビン・キャッシュ監督は球宴でア・リーグの指揮を執る。ファン投票でア・リーグ指名打者のトップを行く大谷について、キャッシュ監督は「(エンゼルスの)マドン監督やエンゼルスの意向、大谷本人の希望を聞く」と、投手としても球宴のマウンドに上がる可能性を示唆した。
これまでの大谷のトレカの史上最高額はTOPPS「2018 Bowman Chrome」の「Superfractor」の1 of 1 のBGS鑑定9.5(サイン状態は10点満点)についた184,056ドル(約20,062,104円)とされる。球宴でのホームランダービーの結果、投打二刀流実現によっては、これさえも上回る価格が記録されるだろう。
※落札額はバイヤーズプレミアム込み。
トレカジャーナル編集部
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