東京五輪のスケートボード女子パークで銀メダルに輝いた開心那(ひらき・ここな)のルーキーカードが2019年に作られていた。
NPB北海道日本ハムファイターズが2019年7月に “次世代スポーツ人材育成型クラウドファンディング”<FIGHTERS CROWDFUNDING~be Ambitious~>の第3弾プロジェクトとして、当時10歳だった開への支援を募集。支援者への「リターン」のひとつとして、エポック社製のトレーディングカードを配布していた。
このプロジェクトは北海道出身の若いアスリートを後方支援していく、NPB球団では初の“次世代スポーツ人材育成型クラウドファンディング”として2018年にスタート。苫小牧市出身の開は第1弾の女子スキージャンプ渡邊陽選手(札幌市出身)、第2弾のビリヤードプロ平口結貴選手(苫小牧市出身)に続く第3弾だった。
開のクラウドファンディングは2019年7月21日に募集を開始し、8月31日までに28人の支援により840,000円の資金が集まり、すでに海外での大会に出場していた開の遠征費などに充てられた。支援者への「リターン」にはトレカのほか、支援額に合わせて、ユニホームやTシャツ、キーホルダーに加え、開からのビデオメッセージなどが届けられた。
裏面に表記がある通り、24枚しか作られていないレアな1枚。銀メダル獲得と今後の期待感で、市場価値は関係者によると、10万円を超えるのは確実、という。
トレカジャーナル編集部