東京五輪では新国立競技場での聖火の最終ランナーを務めたテニスの大坂なおみ。競技は3回戦で敗れたものの、その存在感を改めて、世界に示した。
その大坂のトレーディングカードが米大手オークションハウスの「ゴールディン・オークションズ」の最新回で4,500ドル(約50万円)で落札された。このカードは「2020 Transcendent Collection 」の「Tennis Hall of Fame」の50枚限定でPSAグレーディング鑑定は9点だった。また、同じカードのPSA8も1,800ドル(約20万円)で落札された。
「ゴールディン・オークションズ」では、今年5月に「2018 Sports Illustrated For Kids」の付録カード(PSA8)が記録した1,560ドル(約17万円)を抜いて、大坂なおみのトレカ最高額となった。
今回のオークションでは、大坂がいずれも優勝を飾った2019年全米オープン決勝、今年の全豪オープン準決勝で対戦したセリーナ・ウィリアムズのTOPPS「2008 Allen & Ginter」のサインカード(BGS9)も同じ 4,500ドルで落札された。セリーナは大坂にとって憧れの人であり、最大のライバルともいえる存在。この4,500ドルという落札額は「ゴールディン・オークションズ」におけるテニスのトレーディングカードでは歴代4位だった。
これまでの歴代1位から3位を見てみると
1位:ロジャー・フェデラーのNET PRO「2003 International Court」の25枚限定(ファーストナンバー)のアパレル&サイン(BGS9.5)
=181,200ドル(約1993万円)
2位:セリーナ・ウィリアムズのNET PRO「2003 Elite Glossy 」の100枚限定(PSA10)
=26,400ドル(約290万円)
3位:ノバク・ジョコビッチのACE「2006 Authentic Center Court Stars」のサインカード(PSA10)
=21,600ドル(約237万円)
で今回の大坂とセリーナ・ウィリアムズはこれに続くものである。
トレカジャーナル編集部