米大手オークションハウス「ゴールディン・オークションズ」の最新回への入札が8月29日までに締め切られ、ミントの出品代行サービスを通じて日本から出品されたトレーディングカードとしては最高落札額となる270,600ドル(約2976万円)を記録した。
代行サービスでの高額落札新記録を打ち立てたこのカードはNBAヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)のルーキーカード、PANINI「2013-14 Prizm」の10枚限定ゴールドパラレル (シリアルナンバー4/10)。PSAグレーディング鑑定では9点と評価されている。
同じカードはこれまで「ゴールディン・オークションズ」で2枚が落札されていた。年4月にはシリアルナンバー2/10のBGS9.5点が510,000ドル(約5610万円)で、6月にはシリアルナンバー6/10のPSA10点が420,000ドル(約4620万円)の値がついた。グレーディングの評価もあり、この2枚には及ばなかったが、270,600ドルは堂々たる落札額といえる。
アデトクンボのトレカが人気の理由は、アデトクンボの人気によるところが大きい。26歳のアデトクンボは2019、2020と2年連続でMVPを獲得。今年は、バックスのNBAチャンピオンシップの原動力となり、ファイナルのMVPに選出された。5年連続で出場したオールスターゲームでもMVPに輝いた。
また、今回のオークションで、アデトクンボのパッチオートもミントを通じ、日本から出品され、47,970ドル(約527万円)で落札された。このカードはPANINI「2013-14 Immaculate Collection」の「Premium Autograph Patches Gold」でBGS8.5点(サインは10点)と評価されている。
※ゴールディン・オークションズにおける落札額はすべてバイヤーズプレミアム込み。
トレカジャーナル編集部