米大手オークションハウスの「Goldin Auctions」の最新回が10月24日までに終了し、ジョージ・W・ブッシュ大統領のサインカードが8,610ドル(約97万3000円)で落札された。同じカードが今年6月に記録した落札額を4か月で更新した。
日本のBBMでも人気の始球式カード。NPBではアスリートや芸能人の登板に注目が集まる。MLBでも同様だが、加えて地域のヒーローや社会貢献に努める一般の方もマウンドに上がる。昔は東京ヤクルト・スワローズが少年野球のバッテリーを起用。最近ではオリックス・バファローズもMLBばりに地元に貢献した一般の方を始球式に登場させる試みにチャレンジした。そして、MLBならでは、の企画が大統領による始球式である。毎年、レギュラーシーズンの開幕戦で大統領が始球式の一球を投じてきた。
今回、落札されたカードはTOPPS「2011 Allen & Ginter 」に封入されていたジョージ・W・ブッシュ大統領の直筆サインカード。200枚限定でPSAグレーディング鑑定は10点満点だった。同じカードのPSA9点のものが6月には7,380ドル(約83万4000円)で落札されており、PSAの評価の差はあるものの、4か月で記録を更新した。
ちなみにオークション結果検索サイト「オークファン」によると、日本のオークションで落札されたBBMの始球式のベスト5はすべて、「2020 Fusion」の久保史緒里(乃木坂46)のサインカードで、最高額は18万1円となっている。
※「Goldin Auctions」での落札額はすべてバイヤーズプレミアム込み。
トレカジャーナル編集部