TOPPS「2021 Update」が発売された。今回も人気のひとつが、イメージバリエーションだ。カード裏面に記載されている数字の下3ケタで判別できる。
Base cards =下3ケタ #395
SP Variations=下3ケタ #416(Hobby版の出現平均オッズ1:55)
SSP Variations =下3ケタ #417(Hobby版の出現平均オッズ1:1,100)
SSSP Variations =下3ケタ #418
Advanced Stat Parallels =下3ケタ #419 (#/300)
「Jumbo」版では出現平均オッズがSPは1:20、SSPは1:383となっている、という。
今回もユニークな写真バリエーションが採用されているが、大谷翔平投手(ロサンゼルス・エンゼルス)のSSSPは頭だけが大きな写真を合成したもの。まるでバブルヘッドのようなこの「Big Head」は大谷にくわえ、マイク・トラウト(ロサンゼルス・エンゼルス)、フェルナンド・タティース・ジュニア(サンディエゴ・パドレス)、ブラディミール・ゲレロ・ジュニア(トロント・ブルージェイズ)、フアン・ソト(ワシントン・ナショナルズ)ら、MLBのスーパースターが勢ぞろい。ネットオークション「eBay」では早くも10万円を超えるプライスがついている。
これまでも「Big Head」トレカは発行されてきた。SCORE「Score」は野球だけでなく、アメフット、ホッケーでも「Big Head」を企画。2019年にはPANINIが「Chronicles」で「Score」ブランドを復活させ、「Big Head」も再現した。ほかにもUPPER DECK社が2019年に廉価版ブランド「Collectors Choice」などで「Big Head」カードを封入。どちらかといえば、子供向けの企画だった。
米国ではバブルヘッドを含め「Big Head」ものが好まれる傾向にあり、リアルさが売りだった人気スポーツフィギュア「Mcfarlane」でも「Big Head」版が希少なパラレル版でケースに封入されたこともある。
トレカジャーナル編集部