F1の2021シーズン最終戦となる第22戦アブダビGPがヤス・マリーナ・サーキットで開催され、角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)が自己最高位となる4位に入賞した。シーズン終盤には、トップ10に度々入り成長を見せていた角田だが、さらに来季の飛躍へ大きな期待をもたせた。
8番グリッドからミディアムタイヤでスタートした角田は、一時は3番手に。その後、トップ6をキープし、終盤にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)を抜き、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)がリタイアしたことで、表彰台まであと一歩となる4位でチェッカーフラッグを受けた。
ルーキーの角田は「今シーズンを最高の結果で締めくくることができて、とてもうれしいです。ここまで来るのに長い道のりでしたが、これで自信を取り戻すことができましたし、最高の結果をもってオフシーズンに入ることができます」と話した。
角田の今季のドライバーズポイントは32で14位。アルファタウリ・ホンダのコンストラクターズポイントは142で6位だった。角田は2022年シーズンもアルファタウリチームからF1参戦することを決めている。
ネットオークション「ebay」では現時点で、角田のトレーディングカードにはTOPPS「2020 Topps Chrome」のマシンカードの1 of 1に740ドル(約84,000円)、25枚限定のオレンジリフラクターに350ドル(約39,000円)、そのサインカードに405ドル(約46,000円)の落札額がついている。
トレカジャーナル編集部