カーリング女子のロコ・ソラーレがチームとして2大会連続、日本女子として7大会連続の五輪出場を決めた。2022年北京五輪最終予選のプレーオフ第1戦12月17日、オランダ・レーワルデンで開催され、1次リーグ3位の日本代表、ロコ・ソラーレは、同2位で2018年平昌五輪銀メダルの韓国を8-5で下し、出場切符を手に入れた。
平昌五輪で銅メダルを獲得し、日本中を興奮させたロコ・ソラーレは2月の日本選手権決勝で敗退。この最終予選でも五輪出場権がかかった最終戦で世界ランク格下のトルコに敗れるなど、苦しく長い道のりの末、最後に宿敵、「眼鏡先輩」こと金恩貞(キム・ウンジョン)率いる韓国代表を倒し、夢をかなえた。
平昌五輪では銅メダルという結果だけでなく、試合中の「そだねー」のかけあいや、ハーフタイムに軽食を取る「もぐもぐタイム」など一躍、世界の人気者になったロコ・ソラーレ。カーリング女子の第一人者である「マリリン」こと本橋麻里(現・一般社団法人ロコ・ソラーレ代表理事)が北海道北見市常呂町を拠点に活動するクラブチーム「LS北見」として2010年に設立。2018年に社団法人として認可されチーム名の「ロコ・ソラーレ」として試合に出場できることになった。その由来は「ローカル」と「常呂っ子」から「ロコ」、イタリア語で太陽を意味する「ソラーレ」を合わせた、という。
藤澤五月(スキップ)、吉田知那美(サード)、鈴木夕湖(セカンド)、吉田夕梨花(リード)、石崎琴美(リザーブ)の5人が北京へ乗り込んで、再び旋風を巻き起こす。
カーリングのトレーディングカードは、これまでもBBMからカーリングのセットが発売されたほか、オールスポーツカードの「Infinity」、女子アスリートカードにも収録されてきた。さらに、来年2月には「ロコ・ソラーレ」のチームセットの発売も決定しており、トレカ界でも再びのフィーバーが巻き起こりそうだ。
トレカジャーナル編集部