TOPPS社は1月20日までに、大谷翔平投手(MLBロサンゼルス・エンゼルス)が同社の2022年版ベースボールカード「シリーズ1」のカードナンバー#1とボックスデザインに決まったことを発表した。
同社では随時、300枚のレギュラーカードの中から、その年のトレーディングカードの顔ともいえるカードナンバー#1をファン、コレクターの投票で決めてきた。今年版も投票が行われ、昨季、投打の二刀流で歴史的な成績を残し、ア・リーグMVPにも選出された大谷が最多得票を集めた。
これまで、投票が行われた年には、ジャッキー・ロビンソン内野手(ロサンゼルス・ドジャース)、ノーラン・ライアン投手(ニューヨーク・メッツ)、マイク・トラウト外野手(ロサンゼルス・エンゼルス)ら、そのシーズンにさらなる活躍が期待される当時のスーパースターが選ばれてきた。
同社はSNSで「2022 シリーズ1」の大谷トレカを紹介し、「今年のTOPPSのセットのカードナンバー#1として、ファンのみなさんに選ばれたことはとても光栄なことです」という大谷のコメントも掲載した。
また、同社はその後、「2022 シリーズ1」のボックスデザインを発表。投手として投げる大谷と野手としてバットを振る大谷がデザインされた。近年、「シリーズ1」「シリーズ2」「アップデート」のベーシックなブランドはそれぞれ、選手がひとりずつ、ボックスにデザインされ、そのほかのブランドでは投打のスター選手がひとりづつ、デザインされるパターンが多かった。「2022 シリーズ1」はそのハイブリット版とも言え、トレカでも大谷が革命を起こした印象だ。
大谷はルーキーイヤーの2018年から2021年までの間に、複数のブランドでボックスのデザインに採用されてきている。
トレカジャーナル編集部