NPB読売ジャイアンツの開幕投手(3月25日・東京ドーム)が3月1日、菅野智之投手に決まった。大規模改修のお披露目イベントが行われた東京ドームで、原辰徳監督が発表した。菅野は5年連続8度目の開幕投手で、通算8度は球団最多となった。
すでに、菅野には桑田真澄投手チーフコーチを通じて2月の春季キャンプ終盤に通達された、という。これもやはり、球団最多となる開幕戦5勝目を狙う。
対戦相手の中日もこの日、立浪和義監督が大野雄大投手の開幕戦起用を公表。2年ぶり4度目の大役で、菅野とは沢村賞投手対決となる。
また、千葉ロッテマリーンズの開幕投手は石川歩投手に決定。井口資仁監督が明かした。練習試合で絶好調の佐々木朗希投手の起用が期待されたが、ベテラン右腕に2年ぶり3度目の大役が回ってきた。マリーンズは東北楽天ゴールデンイーグルスと楽天生命パークで対戦する。
ここまで、上記の3球団以外に開幕投手が決まっているのは広島東洋カープの大瀬良大地投手(4年連続4度目)、福岡ソフトバンクホークスの千賀滉大投手(3年ぶり3度目)、埼玉西武ライオンズの髙橋光成投手(2年連続2度目)の3人。残り6球団の開幕投手はオープン戦での仕上がり具合などを見ながら決まる。
開幕投手のトレーディングカードといえば、カルビーが昨年、「プロ野球チップス」第2弾でインサートカードとして2年ぶりに復活させた「開幕投手カード」がある。通常販売の「プロ野球チップス」に添付されるパックとともに、通販限定の「スペシャルボックス」のパックにも封入された。昨年版でいえば、裏面には開幕戦のスコア、開幕スタメン、投球内容が記載され、貴重な保存データにもなっている。
トレカジャーナル編集部