F1トレーディングカードの真価が問われるカードになるかもしれない。米大手オークションハウス「Goldin Auctions」の最新回に、ミントの出品代行サービスを通じて日本から出品されているルーキーカードが注目を集めている。
このカードはFUTERA「2006 Grand Prix Next」のルイス・ハミルトンで、「絶対王者」のルーキーカードとされている。ハミルトンは昨季、最終戦でフェルスタッペンに敗れ、ドライバーズタイトルこそ逃したが、これまで7度の年間王者に輝いている。
TOPPS社がF1とトレカ、ステッカーの制作、販売に関するライセンス契約を結び「Dynasty」「Chrome」が大ヒット。従来のスポーツトレカコレクターや新しいF1ファンが中心となり、F1トレカ界に一大ムーブメントが巻き起こった。そして、過去に制作されたF1トレカに対して再評価をする流れも出てきている。
その中で出品された今回のカードはPSA9。「Goldin」の解説文によると現在、PSAで9と評価されたものはこの1枚しか、存在しない、とされる。
今回のハミルトンのルーキーカードにどれだけの落札額がつくのか。最新回では「Chrome」や「Topps Now」などハミルトンの最近のカードも多く出品されているが、このカードはレギュラーカードにもかかわらず、入札締め切りまで6日を残し、すでに27件の入札があり、1万9200ドル(約220万円)と頭ひとつ抜きん出た入札額となっている。
また、最新回にはPANINI「1984 F1 Grand Prix Scratch N’ Play」のアイルトン・セナ(PSA6)も出品されており、現在、11件の入札で2000ドル(約23万円)まで上がった。このレジェンドカード(ステッカー)からも目が離せない。
※「Goldin Auctions」での入札、落札額はバイヤーズプレミアム込み。
トレカジャーナル編集部