アジア予選では厳しい戦いが続き序盤に苦しんだが、アウェイのオーストラリア戦で勝利し、2022年にカタールで開催されるワールドカップに7大会連続での出場を決めた森保ジャパン。その日本代表にあって、チームを引っ張ったのが、キャプテンの吉田麻也と、左サイドバックの長友佑都の二人のベテラン選手だった。
長友選手は、1986年生まれの36歳。明治大学時代に強化指定選手としてFC東京に加入。2008年5月24日のキリンカップ、コートジボワール戦で代表にデビュー。その後も、持ち味の運動量、フィジカルの強さ、走力、攻撃力を生かして日本代表に定着。2010年南アフリカ・ワールドカップでは、ベスト16進出に貢献。その活躍は高い評価を受け、イタリア・セリエAのACチェゼーナに移籍。翌2011年には名門インテル・ミラノに移籍して大活躍した。日本代表としても、2014年ブラジル・ワールドカップ、2018年ロシア・ワールドカップにも出場し、今回のカタール大会に出場となれば自身4度目のワールドカップ出場となる。2017年の国際親善試合ブラジル戦で史上7人目となる代表100試合出場を果たし、2022年4月30日現在は134試合を記録するが、まだまだその記録は更新されそうだ。
2021年にFC東京に復帰。円熟味の増したプレーをJリーグでも見ることが出来る。年齢的な衰えを批判されることもあるが、持ち前の闘争心でそれを十分にカバーしている。カタール大会でも豊富な経験に裏打ちされた精神的な支柱として頑張ってくれるはずだ。
日本代表としての長友選手のトレーディングカードは数多く出ている。直筆サインカードの相場は10,000~15,000円。森保ジャパンの顔である長友選手の直筆サインカードは、1枚は手に入れておきたい。
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吉田麻也選手は、1988年生まれの34歳。名古屋グランパスからオランダのvvvフェンロを経て、2012年にイングランドプレミアリーグのサウサンプトンに移籍。189センチの長身を生かした空中戦、そしてフィジカルの強さを発揮し、センターバックとして欠かす事の出来ない選手だ。日本代表としては、2009年12月21日のアジアカップ最終予選のイエメン戦で代表デビュー。その後も代表に定着し、2014年ブラジル・ワールドカップに全試合フル出場。2017年ロシア・ワールドカップのアジア3次予選のUAE戦で負傷離脱した長谷部選手に代わり、初めてキャプテンマークを付けた。ロシア大会後に長谷部選手が代表を引退すると、その後を受け継いだ。2019年のキルギス戦で長友選手に次いで8人目となる代表100試合出場を達成。2022年カタール・ワールドカップのアジア予選で苦しい戦いが続く中、文字通り日本代表の守備の要として、また精神的な支柱としてチームを引っ張り続けた。アウェイでのサウジアラビア戦後、チームメイトを守るように強く抗議をした姿が強く印象に残っている方も多いのではないだろうか。自身にとって3度目のワールドカップで、その集大成とも言えるプレーを見せてほしい。
吉田選手の日本代表トレーディングカードも、やはり数多く出ており、直筆サインカードの相場は6,000円前後。MINT-MALLにはジャージーナンバーのシリアルも出品されている。ファンならずとも押さえておきたい1枚だ。
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森保ジャパンを支え続けてきた二人のベテランの力で、ドイツ、スペインと強豪国が揃うグループリーグを突破し、悲願のベスト8進出を果たして欲しい。
Chief(ライター)
国内サッカーを中心にトレカの世界を長年に渡って見守って来た元スポーツ雑誌編集者。横浜F・マリノスサポーター。ラグビー、相撲にも造詣が深い。