日付が変わって昨日7月8日に、エポック社では初となる始球式カードが登場した。エポック社のオンデマンドカード「Epoch One」は、 6月22日の千葉ロッテマリーンズ対埼玉西武ライオンズ戦で試合前に始球式を行った女子プロゴルファー、吉田優利の期間限定カードの販売をスタートした。
始球式カードといえば、BBMトレカの人気カテゴリーのひとつ。始球式のトレカは、登板した本人と本拠地球団の許可を得なくてはいけない。プロゴルファーのNPB始球式登板もこれまであったが、実際にトレカになったのは、松山英樹、横峯さくら、宮里美香ら、限られていた。
さらに、女子プロゴルフのトレカと言えば、エポック社がJLPGAとタッグを組んでいることもあり、プラチナ世代の人気ゴルファー、吉田の始球式カードの実現に注目が集まっていた。
千葉県出身の吉田はZOZOマリンスタジアムに背番号0のユニホームで登場。打席には中村奨吾、捕手は角中勝也が務め、ワンバウンドで投球。「初めての始球式、すごく楽しかったです。実際のマウンドはとても遠く感じました」とスマイルを連発していた。
「Epoch One」は昨年からJLPGAのツアー優勝者を随時、トレカにしてきた。今年は毎週、ツアーの優勝者を中心にトレカにするなどパワーアップ。2020年から制作をスタートし人気ブランドに成長した「JLPGA OFFICIAL TRADING CARD」も3年目を迎え、2022年は2ブランドでの販売にブラッシュアップ。プロテスト合格者を中心にした「ROOKIES & WINNERS」は新境地を切り開き、日本の「BOWMAN」という声も聞かれるほど高い評価を受けている。
今後もエポック社が始球式カードを制作するのか、女子プロゴルファーの始球式だけなのか、など気になるが、今回の吉田の始球式カードが歴史的な1枚になることだけは間違いない。
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トレカジャーナル編集部