アーロン・ジャッジ外野手(ニューヨーク・ヤンキース)の「Topps Now」62号カードに91,685枚の申し込みがあった。「Topps Now」史上最高の発行枚数となった。
ジャッジは10月4日のグローブライフ・フィールドでの対テキサス・レンジャーズ戦でロジャー・マリス外野手(ヤンキース)に並んでいたシーズン最多本塁打のア・リーグ記録を更新した。受注生産の為、発行枚数に上限が無いオンデマンドカードの「Topps Now」にどれだけの申し込みがあるか、注目を集めていた。
60号カードは21,490枚、61号には29,523枚の申し込みがあった。しかし、新記録のカードはケタ違いの数字をたたき出した。これまでの「Topps Now」の発行枚数としては、2020年の新型コロナを発見したアンソニー・ファウチ博士の始球式が51,512枚、2021年のワンダー・フランコ内野手(タンパベイ・レイズ)の61,305枚が記録されていたが、この数字さえ、大きく超えた。
ジャッジは10月11日、ワイルドカードシリーズに2連勝でレイズを下したクリーブランド・ガーディアンズとの地区シリーズに「1番・右翼手」で臨んだが3打数無安打に終わった。マリスは61本塁打を記録した1961年のワールドシリーズでシンシナティ・レッズ相手に19打数2安打も第3戦で決勝アーチ。チームは4勝1敗で世界一に輝いた。同じくプレーオフがなく、ワールドシリーズしかなかった1927年に60号を放ったベーブ・ルースはピッツバーグ・パイレーツ相手に2本塁打を含む15打数6安打7打点。4連勝でヤンキースは王者となった。
トレカジャーナル編集部