サッカーの年間最高選手に贈られる「バロンドール」の女子は、スペイン1部リーグ、ラ・リーガのFCバルセロナのスペイン女子代表MFアレクシア・プテージャスが2年連続で受賞した。フランスのフットボール専門誌「フランス・フットボール」が男子に続き、2018年にスタートした女子の「バロンドール」で2年連続の受賞は史上初となった。
すでに発表されていた20選手の中から、2022年は女子ユーロをイングランド女子代表が制覇、女子チャンピオンズリーグをリヨンが制しており、どちらかの選手が受賞するのではないか、と予想されていた。
それでも10月17日に発表され、表彰式に現れたのはバルセロナのキャプテンとして、2021-22シーズンで42ゴール22アシストという圧倒的な存在感を見せたプテジャスだった。プテージャスは女子チャンピオンズリーグでも準優勝、女子ユーロでは得点王を獲得した。
「ここに立っていることができてとても幸せです。昨年、優勝したとき、私は自分自身を改善して、自分のチームのために自分自身を捧げようとしました。チームメイトがいなければ、これは不可能でした。彼女たちに本当に感謝していますし、一緒に戦えたことを光栄に思っています」と話した。
プテージャスはUEFA女子年間最優秀選手賞にも2年連続で選出。この時の表彰式はTOPPS社のオンデマンドカード「Topps Now」でカードになった。
◆女子バロンドール候補20選手の順位は以下の通り
1.アレクシア・プテージャス(スペイン/バルセロナ)
2.ベス・ミード(イングランド/アーセナル)
3.サム・カー(オーストラリア/チェルシー)
4.レナ・オーバードルフ(ドイツ/ヴォルフスブルク)
5.アイタナ・ボンマティ(スペイン/バルセロナ)
6.アレクサンドラ・ポップ(ドイツ/ヴォルフスブルク)
7.アーダ・ヘーゲルベルグ(ノルウェー/リヨン)
8.ワンディ・ルナール(フランス/リヨン)
9.カタリナ・マカリオ(アメリカ/リヨン)
10.ルーシー・ブロンズ(イングランド/マンチェスター・シティ→バルセロナ)
11.フィフィアネ・ミーデマ(オランダ/アーセナル)
12.クリスティアネ・エンドレル(チリ/リヨン)
13.アレックス・モーガン(アメリカ/オーランド・プライド→サンディエゴ・ウェーブ)
14.セルマ・バシャ(フランス/リヨン)
15.ミリー・ブライト(イングランド/チェルシー)
16.アシサト・オショアラ(ナイジェリア/バルセロナ)
17.マリー=アントワネット・カトト(フランス/パリ・サンジェルマン)
18.トリニティ・ロッドマン(アメリカ/ワシントン・スピリット)
19.フリードリナ・ロルフォ(スウェーデン/バルセロナ)
20.カディディアトゥー・ディアニ(フランス/パリ・サンジェルマン)
トレカジャーナル編集部