EPOCH「2022 JLPGA OFFICIAL TRADING CARDS TOP PLAYERS」が発売され、好調な動きを見せている。今年は、夏に発売された、若手選手を中心にした「2022 JLPGA OFFICIAL TRADING CARDS ROOKIES & WINNERS」との二本立てになった女子プロゴルフカード。「 ROOKIES & WINNERS」と同様に、今回も商品発売前に先行で配布されているプロモーションカードが驚くほど盛り上がっている。
このプロモカードは、「2022 JLPGA OFFICIAL TRADING CARDS TOP PLAYERS」に収録された90選手で構成。通常のレギュラーカードのデザインの表面に、スカイブルーの印字サインとインスクリプション(添え書き)が記載されている。プロモーションパックにはこのプロモカード1枚と、さらにトレーディングカードのビギナーズガイドを封入。トレカショップへの来店者に先着で配布されている。
「ヤフオク!」での11月7日現在のプロモカードの落札履歴を見てみると、最高落札額は安田祐香と堀琴音の7,250円だ。
安田は神戸市出身の21歳。2019年のプロテストに初挑戦で合格したが、滝川二高時代から、JLPGAツアーやUSLPGAツアーにアマチュアとして出場するなど活躍してきた人気プレーヤーのひとりである。
今回の安田のプロモカードは、なかなか、特徴的で面白い。とくに女子プロゴルファーには、ショット前のルーティンとして、片目を閉じてシャフト越しにターゲットを確認する選手が多い、という。この行為で、ラインをイメージして正しいスタンスの向きで構えやすくなるのだそうだ。今回、安田もこのポーズで左目を閉じているのだが、まるでウィンクをしているようにも見えて可愛らしい。
ちなみに、今回のプロモカードでは新垣比菜もシャフト越しに左目を閉じてターゲットを確認している写真が使用されており、こちらの「ウィンクカード」も34件の入札で1,200円の落札額が付くなど人気である。
「2022 JLPGA OFFICIAL TRADING CARDS TOP PLAYERS」の本商品にはない、インスクも楽しい。安田は「いつも応援ありがとうございます」と書いた。古江彩佳は「楽しんで頑張ります!」、大里桃子は「勇往邁進」、鈴木愛は「今年はたくさん優勝できるように頑張ります」、笠りつ子は「皆様のご声援が私の力になっています‼ ありがとうございます」、福山恵梨は「未練とご飯を残さない人生‼」など、バラエティー。それがプリントとはいえ選手本人が書いているのだから、うれしい。
【選手別落札額ベスト10】
1位 7,250円 安田祐香
1位 7,250円 堀琴音
3位 6,750円 菅沼菜々
4位 6,560円 原英莉花
5位 6,000円 西村優菜
6位 5,500円 吉田優利
7位 3,900円 小祝さくら
8位 3,800円 金澤志奈
9位 3,510円 菊池恵理香
10位 3,390円 三ヶ島かな
※安田、堀、菅沼、吉田、西村、原、金澤は複数枚が落札されている。
【入札数ベスト10】
1位 45 小祝さくら 3,900円
2位 44 菅沼菜々 6,750円
3位 41 阿部未悠 1,100円
4位 40 大里桃子 1,700円
5位 38 後藤未有 800円
6位 36 三ヶ島かな 3,390円
7位 35 柏原明日架 2,500円
7位 35 小野祐夢 810円
9位 34 大里桃子 1,400円
10位 33 柏原明日架 1,200円
※ほかに仲宗根澄香、石川明日香、ユン・チェヨン、植竹希望の4枚セットに43件の入札があり2,200円で落札された。
カードショップなどの店頭にあるプロモカードは数も少なくなってきた。お早めにゲットすることをお勧めする。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のバブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。