ルカ・ドンチッチが11月2日、60年ぶりとなるNBA歴代3人目の開幕7試合連続の30得点超を達成した。マーベリックスは11月2日、ユタ・ジャズと本拠地のアメリカン・エアラインズ・センターで対戦して103-100で勝利し、今季初の連勝を飾った。
ドンチッチは前の試合で1986-87シーズンのマイケル・ジョーダン以来となる開幕6試合連続の30得点超を達成。この日は33得点、5リバウンド、11アシストをマーク。NBAでは1959-60シーズンのジャック・トワイマンとウィルト・チェンバレン、1962-63シーズンのチェンバレンに続く歴代3人目、4度目の記録となった。
試合後、ドンチッチは止まらない勢いに「(理由は)分からない。試合に勝とうとしているだけだ。より多く得点すれば試合に勝つ。今日は自分のこれまでのベストゲームのひとつだったと思う。多くを無理にすることなく、ボールを共有できた」と話した。
「チェンバレンのことはずっと聞いていた。素晴らしいよ。僕はとにかくNBAでプレイしたかった。これは夢の実現だ。バスケットボールをし、自分の仕事をする。それだけでこれ以上ない幸福だ」と続けた。
「M.J.(ジョーダン)やウィルト(チェンバレン)といえば特別な存在だろう。そして、その記録は普通ではないことだろう。それでも、我々はそれを毎試合見ている。しかも、23歳(ドンチッチ)でこのレベルに達している」とジェイソン・キッド・ヘッドコーチでさえ驚きを隠せない。
最大15得点差をつけられたマーベリックスは第4クオーターの残り7分48秒にジョシュ・グリーンが3ポイントを決めて86-84と逆転。残り0.9秒でジャズのジョーダン・クラークソンの3ポイントが決まらず、マーベリックスが逃げ切った。
ドンチッチの快挙は早速、PANINI社のオンデマンドカード「Panini Instant」が今季2枚目のカードにした。
トレカジャーナル編集部