八村塁(ワシントン・ウィザーズ)が11月2日、日本人選手として初のNBA通算2000得点を達成した。ウィザーズはこの日、本拠キャピタル・ワン・アリーナで76ersを121-111で下して、今季の成績を4勝4敗とした。
八村は今季最長の33分の出場でフィールドゴールを13本中5本を成功させて、10得点と10リバウンド、4アシストを記録した。第1Qで76ersのトバイアス・ハリスのシュートを阻止して今季5つ目のブロックショットを記録。第4Qの2分4秒、188センチのタイリース・マキシーをかわしてゴール下でシュートを決めた。
7試合連続の2ケタ得点となったこのシュートで通算2000得点の大台に到達した。NBA155試合目での達成で、一気に2001得点とした。
第4Qの残り44.2秒、ジェームズ・ハーデンが外した3ポイントをキープしたところで10リバウンド目。2021年3月21日のネッツ戦(20得点、10リバウンド)以来、2シーズンぶりとなる7回目のダブルダブルも達成。今季は110得点(昨季は11.3)、5.8リバウンド(同3.8)。FG成功率は45.5%(同49.1%)、3ポイントの成功率は25.0%(同44.7%)となった。
この日は第4Qでフル出場するなど、今季最長の出場時間となった。通算2000得点について八村は「そうなんですか? 意識しているわけではないですけれど、今まで4年間やってきて、僕もNBAに名前を刻むでもないですけど、今後もそうやっていろいろと記録も残していければいいなと思います」とたくましさも見せた。
残念ながら、通算2000得点の場面はPANINI社のオンデマンドカード「Panini Instant」ではカードにならなかったが、この調子ならパック商品でもカードは増えていきそうだ。
トレカジャーナル編集部