TOPPS JAPANが日本限定「Topps Now」で侍ジャパンのカードを発売した。受注生産のオンデマンドカードで、今回は16種。東京ドームでの5日の対北海道日本ハム戦、6日の対巨人戦、札幌ドームでの8、9日の「侍ジャパンシリーズ2022」の対豪州代表戦での名場面が1試合につき4シーンずつ、再現された。
5日の対北海道日本ハム戦では森が4回に逆転2ラン、村上がダメ押し弾。投手陣では2番手の髙橋宏が3回を3安打無失点、最後を締めて初セーブをあげた大勢が侍デビューを飾った。
6日の対巨人戦では8回に村上が同点2ラン、山田が2者連続アーチとなる勝ち越し弾を放ち、塩見も本塁打を放つなどスワローズ勢が3発。2番手として登板した宮城、勝ち投手になった湯浅、セーブをマークした山﨑の若手リリーフ陣が光った。
9日の対豪州第1戦では、村上が強化試合3試合連続本塁打となる2ランを放つなど打線が爆発。先発の今永が4回を1失点。2番手の戸郷が4回を1安打無失点の快投で、森浦が最後の1イニングを締め、快勝。
10日の対豪州第2戦は初招集された佐々木が先発して4回を4安打無失点。高橋、伊藤、湯浅、大勢と完封リレーでつないだ。打線も機動力をからめ、11安打で11得点と小刻みに加点。塩見が先制適時打を含む3安打、岡本も3安打猛打賞を記録した。
今年3月に予定されていた「侍ジャパンシリーズ 2022」の対チャイニーズタイペイ戦が新型コロナの影響で中止になったため、栗山監督にとっては、侍ジャパン初采配となった4試合でで4連勝を飾り、好スタートを切った。
【Topps Now 侍ジャパン チェックリスト】
☆11月5日 対北海道日本ハム戦 5-4
♯1 牧秀悟 初回、本塁打
♯2 森友哉 4回、逆転2ラン
♯3 村上宗隆 6回、ダメ押しソロ
♯4 大勢 初セーブ
☆11月6日 対巨人戦 8-4
♯5 山田哲人 8回、勝ち越しソロ
♯6 塩見泰隆 9回、ダメ押しソロ
♯7 村上宗隆 9回、2戦連続アーチ
♯8 山﨑颯一郎 初セーブ
☆11月9日 対豪州第1戦 8-1
♯9 今永昇太 先発で4回1失点
♯10 岡本和真 2回、適時打
♯11 戸郷翔征 4回1安打無失点の好救援
♯12 佐藤輝明 6回、適時三塁打
☆11月10日 対豪州代表戦 9-0
♯13 佐々木朗希 先発で侍デビュー
♯14 近藤健介 4回、適時打
♯15 伊藤大海 好リリーフ
♯16 周東右京 俊足も見せ9回の適時打など2打点
来年3月8日開幕のWBCに向けて「侍ジャパンシリーズ 2023」は2月25、26日に宮崎で、3月3、4日にバンデリンドームナゴヤで予定されている。大谷翔平投手(ロサンゼルス・エンゼルス)が11月17日にWBC参戦を自ら発表。早くも盛り上がる本番前にこちらのカード化も楽しみになってきた。
大谷はTOPPS「2017 Bowman Chrome」に封入された侍ジャパンのユニホーム姿のカードがエンゼルス入団前から話題になり、今でも高値で取引されている。将来的にMLB挑戦の可能性がある佐々木や村上の今回の「Topps Now」は抑えておきたいところだ。
トレカジャーナル編集部