FIFAワールドカップのカタール大会で決勝トーナメントがスタート。アルゼンチン代表が12月3日、アルラヤン・アハマド・ビン・アリ競技場でオーストラリア代表を2-1で下し、ベスト8に進出した。FWリオネル・メッシがW杯通算9点目となる先制ゴールを決め、ディエゴ・マラドーナ氏を超える、アルゼンチン代表史上2位に浮上した。
メモリアル弾で2大会ぶりの準々決勝進出への主導権を握った。前半3分、ペナルティーエリア内でDFニコラス・オタメンディからのパスを受け左足を小さく振りぬいた。相手選手4人が立ちはだかったが、目の前の選手の股を抜き、ゴール左へ突き刺さった。
今大会が最後のW杯と公言しているメッシにとって、この試合はメッシのプロ1000試合目(代表、バルセロナ、パリSGでの公式戦の合計)のメモリアルゲームだった。今大会の2得点を含め、これまでの8得点はすべてグループリーグ(1次リーグ)でのもので、決勝トーナメントでは初めてのゴール。アルゼンチン代表としてガブリエル・バティストゥータ氏が持つ最多記録の10ゴールに「あと1」と迫った。
アルゼンチン代表は後半12分、相手GKからボールを奪ったFWエンソ・アルバレスが追加点のゴールを決めた。1点を返されたものの、逃げ切った。
グループリーグ最終戦から中2日でフル出場した。「我々が試合をコントロールしていたが、最後の瞬間はかなり苦しんだ。いずれにしても勝てて良かった。大変な試合だった。フィジカル面でもきつかった。でも、この勝利でまた前進することができる。」とメッシは話した。
アルゼンチン代表は9日の準々決勝ではオランダ代表と対戦する。「素晴らしい1勝だ。我々はもっと大会にとどまっていたい」前回2018年ロシア大会で涙をのんだ決勝トーナメント初戦を突破し、準優勝した14年のブラジル大会以来の決勝へ。そして、自身初のW杯の頂点に向け、メッシはゴールを狙い続ける。
MINTモールに出品されているメッシのトレーディングカードの内、現時点での最高額はPANINI「2017-18 Select」のアルゼンチン代表のサインジャージカードで45万円。カタール大会の写真が使われたカードが市場に出た時、どれ程のプライスが付くのか楽しみだ。
★Messiトレカ⇒MINT MALLで販売中!
トレカジャーナル編集部