MLBボストン・レッドソックスが12月7日、吉田正尚外野手と5年総額9000万ドル(約122億4000万円)で合意した。吉田はオリックス・バファローズからポスティングシステムでMLB移籍を目指していた。
米国カリフォルニア州サンディエゴで行われているウインターミーティングに衝撃のニュースが流れた。この日は吉田のポスティングが公示された初日。電撃的な決着とその契約内容で話題は持ちきりとなった。
吉田の9000万ドルの契約は、日本からメジャーに移籍した選手としては田中将大の7年総額1億5500万ドルに次ぎ、2番目の大型フリーエージェント契約という。吉田の代理人を務めるスコット・ボラス氏は前日、Wミーティングの会場で「(吉田は)多くの関心を集めている。複数年契約になるだろう。ほとんどのチームにとって必要な力を提供できる選手だ」と語った」と話し、13球団の関心を示唆していた。
レッドソックスでプレーした日本人選手は大家友和投手から上原浩治投手まで過去7人。
【レッドソックスに所属した日本人選手】
大家友和 1999~2001年
野茂英雄 2001年
松坂大輔 2007~12年
岡島秀樹 2007~11年
斎藤隆 2009年
田沢純一 2009~16年
上原浩治 2013~16年
7人とも投手で、吉田はレッドソックスで初の日本人野手となる。ただし、米の一部メディアでは「吉田は、レッドソックスでプレーする2番目の日本生まれの野手」と報道。最初の人物は日本人の母親を持ち、沖縄県で生まれた現ドジャース監督のデーブ・ロバーツ外野手とした。
オリックス時代のトレーディングカードも人気が高かった吉田。MINTモールでは直筆サインは完売状態で、現在の最高額はBBM「2021 1stバージョン」の人気インサート「Japonism」のスカイブルー箔(1 of 1)の80,000円となっている。米ネットオークション「eBay」でも出品が増えて、サインカードも並んだ。
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トレカジャーナル編集部