WBAスーパー、WBC、IBF、WBO世界バンタム級王座統一戦が12月13日、東京・有明アリーナで行われ、井上尚弥がポール・バトラーに11回1分9秒、KO勝ち。WBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級の王者だった井上は、バトラーからWBO王座を奪い、史上9人目の4団体王座統一に成功した。
世界ベルト4本をまとめる日本初、アジア初、バンタム級初の快挙を成し遂げた。さらに井上はWBA王座8度目防衛(IBF6度目、WBC初)となり、WBO世界スーパーフライ級王者時代の7度を抜き、自己最多防衛となった。「この4年間すごく遠回りした気もするけれど、バンタム級最終章、楽ではないけれど4団体統一という目標に向かって突き進む事ができた。最高の日になりました」と話した。
「バンタム級最終章」とネーミングした大一番を制した。「バンタム級は適正階級」としながらも、パワーアップを続ける体が大きくなっている。すぐにスーパーバンタム級に転向することが確実で、同級での世界戦のチャンスを待つ。23年は井岡一翔に続く、日本人2人目の世界4階級制覇を目指すことになりそうだ。
井上の最新トレーディングカードはBBM「2022 Infinity」に収録された。今回の世界戦前に兄弟スパーリングで総仕上げを行ったWBC世界バンタム級暫定王者の弟拓真とのコンボサインは「ヤフオク!」で150,000円で落札されたほか、40枚限定の直筆サインカードは勝利後、2か月ぶりに100,000円の大台で落札された。
今月下旬には、オールスポーツの新ブランドでハイグレードアイテムとなるBBM「Crown」にもサインカードが封入される。数量限定で、各界のスーパースターをカード化する「Crown」の中でも、4階級統一王者のカードは注目の「冠」になる。
★製品情報⇒『BBM オールスポーツカードプレミアム 2022 CROWN』
トレカジャーナル編集部