元日本代表のFW三浦知良がポルトガル2部オリベイレンセに今夏まで期限付き移籍することで基本合意した。1月7日までに各メディアが伝えた。カズの保有権は横浜FCが持っており、昨季はJFL鈴鹿ポイントゲッターズでプレーし、JFL最高齢ゴールも記録した。
カズは複数のクラブからオファーを受けていた、という。その中からプロ38年目のレジェンドが選んだのはポルトガル。ブラジルのサントスでプロ生活をスタートさせたカズはこれまで、イタリアのジェノアCFC、クロアチアのザグレブ、豪州のシドニーFCと海外5か国でプレーしてきた。
移籍期間は今夏までの半年間。背番号はカズの代名詞でもある「11番」が用意された。今月末までに登録を済ませ、2月上旬のデビューを目指す。ペドロ・ミゲル監督からはFW起用も示唆されており、決定力を欠くチーム事情からフィニッシュの部分を期待されている。
1922年に創設されたオリベイレンセは、昨年11月から横浜FCの親会社ONODERA GROUPが経営権を持っている。現在は2部14位と低迷するが、将来性ある若手も多く、昨季のポイントゲッターズをはじめ、カズがこれまで所属してきたチームのように、レジェンドの魂のプレーが大きな影響を与えそうだ。
2月26日には56歳になる。過去、ベラルーシでは、56歳の選手がプレーした記録が残っているようだが、今年の活躍次第で来年も、となればサッカー選手として最高齢の世界記録の達成となるかもしれない。
カズのトレーディングカードは昨年、BBMのオールスポーツカード「Infinity」と「Crown」でカード化され話題になった。海外のトレカではジェノア時代の「CALCIO」のルーキーカードが知られている。オリベイレンセでのカードは作られるだろうか? 作られれば世界的に人気の1枚になるだろう。
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トレカジャーナル編集部