プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCの三笘薫の日本製ルーキーカードが国内外で高騰している。このカードはJ1の川崎フロンターレ時代に作られたEPOCH「2020 Jリーグオフィシャルトレーディングカード UPDATE BOX」に封入された1枚。
「eBay」ではPSAグレーディング鑑定で10点満点のものがプライベートオファーで445.98ドル(約58,000円)で売買されたほか、79.99ドル(約10,500円)、70.44ドル(約9,200円)で落札。2月7日にはプライベートオファーで46ドル(約6,000円)で売買された。
「ヤフオク!」でもこのカードの最高落札額は3,800円。2月9日にも3,610円、3,500円で立て続けに落札された。
市場価格の上昇の理由にはもちろん、昨年のFIFAワールドカップのカタール大会での「奇跡の1ミリ」の活躍もあるが、プレミアリーグでの快進撃がある。2月4日にはボーンマス相手に後半アディショナルタイムにヘッドで決勝ゴール。1-0の勝利に貢献し、ブライトンを公式戦5勝1分けの6試合無敗に導いた。三苫はこれで7戦5得点の大ブレークとなった。
三笘の評価を高めているのは、得点だけでなく、その持ち味であるドリブル。4日の対ボーンマス戦でも相手DFを翻弄した。
三笘は2020年に筑波大から川崎フロンターレに入団。5試合連続得点を含む、新人ではJリーグ史上5人目の2ケタ得点となる13ゴール。東京五輪後、ブライトンに移籍。就労ビザの関係で、ベルギー1部のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズに期限付き移籍。27試合で7得点をあげ昨年夏にブライトンに復帰した。
ビッグクラブへの移籍のうわさも出てきたが、「MITOMA」の今後と、トレカの今後から目が離せなくなってきた。
トレカジャーナル編集部