バンダイナムコ「ワンピース カード ゲーム」の第3弾ブースターパック「強大な敵」が2月11日、発売された。爆発的な人気を誇る「ワンピース カード ゲーム」だが、未確認情報も多く、発売されてみないと明らかにならない事実もある。
パックに6枚のカード、1ボックスに24パック、1カートンに12ボックスが入って、カードは全127種。
その内容は
①リーダーカードは8種で、パラレルは「筆絵」で描かれている。
【リーダーカード】(8種)
ポートガス・D・エース
ナミ
シャーロット・カタクリ
シャーロット・リンリン
ロブ・ルッチ
アイスバーグ
アーロン
クロ
②コモンは45種
③アンコモンは32種
④レアは26種
⑤スーパーレアは10種で、パラレルは「フルアート」バージョン。
【スーパーレア(SR)】(10種)
マルコ
イッショウ
ロブ・ルッチ
カク
シャーロット・クラッカー
シャーロット・リンリン
シャーロット・ストロベリー
パウリー
クリーク
⑥シークレットカード(SEC)2種は、そげキング(金枠)とシャーロット・カタクリ(金枠)。そげキングには、スーパーパラレル(漫画背景)とパラレル(イラスト版)、カタクリにはパラレル(イラスト版)が存在する。
【シークレット(SEC)】(2種)
そげキング(スーパーパラレル=漫画背景、パラレル=イラスト版)
シャーロット・カタクリ(パラレル=イラスト版)
⑦初登場のスペシャルカードは4種あり、こちらにもパラレルがある。
【スペシャルカード】(4種)
モンキー・D・ルフィ
ユースタス・キッド
ドンキホーテ・フラミンゴ
カイドウ
一番高額で取引されているのは、やはり、シークレットカードの「そげキング」のスーパーパラレルで、「ヤフオク!」では55,000円で落札された。シークレットカードの「スーパーパラレル」では、第1弾「ROMANCE DAWN」のシャンクス、第2弾「頂上決戦」のエースに比べれば、市場価格はだいぶ落ち着いた。
まだまだ、ブースターパックはBOXでは購入しづらい状況ではあるが、バンダイナムコが再販を重ねていることは影響を与えている模様だ。さらに、ユーザーの定着ぶりも大きいようだ。昨年7月に「スタートデッキ」4種が発売されてから、また7か月しか経っていないのにこの勢い。「ワンピース」の原作の人気もあるのだろうが、TCG全盛の現在、「ワンピース カード ゲーム」は時代の寵児といえるのかもしれない。
「シングル価格がかなり安くなりプレイヤーの方が人気カードをまとめて、コレクターの方がパラレル系をまとめて一気に購入されるケースが増えました。ワンピースからカードゲームを始めた方たちにも、シングル買いが定着していることが伺えます。転売目的の購入がかなり減り、プレイヤー層が厚くなったので、シングルの買取・販売の回転率が以前より上がりました」とMINT吉祥寺店の伊藤蓮太朗さんは解説する。
伊藤さんによると、プレイヤーからも、コレクターからも人気のカードは「マルコ、イゾウ、火拳、シャーロット・カタクリ、シャーロット・リンリン」とのことだ。
トレカジャーナル編集部