侍ジャパンの優勝で興奮さめやらない「第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」。TOPPS社のオンデマンドカード「Topps Now」では大会期間中にハイライトシーンを受注生産の限定カードにしてきた。日本代表と米国代表の決勝戦後まで72種類(メモラビリアカードを除く)の発注を受けた。TOPPS社のHPではその発行枚数を発表。ベスト10は侍ジャパンが独占する結果となった。
☆「Topps Now」WBCカード発行枚数ベスト10
【10位】4,028枚 #70 岡本和真内野手 決勝戦での大会2号
【9位】5,195枚 #69 村上宗隆内野手 決勝戦での大会1号
【8位】5,623枚 #66 村上宗隆内野手 準決勝戦でのサヨナラ打
【7位】5,796枚 #19 佐々木朗希投手 1次リーグでの大会初先発
【6位】8,129枚 #53 大谷翔平投手 準々決勝での自己最速102マイル
【5位】9,082枚 #26 大谷翔平投手 1次リーグでの初本塁打
【4位】9,858枚 #8 大谷翔平投手 1次リーグ初戦での二刀流出場
【3位】13,840枚 #72 侍ジャパン 決勝戦でのV決定シーン
【2位】17,071枚 #73 大谷翔平投手 大会MVP表彰
【1位】42,273枚 #71 大谷翔平投手 決勝戦でのトラウトとの対戦
1位は断トツの42,273枚で、大谷翔平投手(エンゼルス)とマイク・トラウト外野手(エンゼルス)との対戦シーンになった。大谷はエンゼルスのチームメートで、米国代表のキャプテンでもあるトラウトをフルカウントから空振り三振に抑え、胴上げ投手になった。今後も語り継がれるだろう、名勝負のカードがナンバーワンのシーンであることが証明された。
次点は、準決勝での吉田正尚外野手(レッドソックス)の起死回生の同点3ラン(#65)が3,650枚、発行された。この枚数は、日本代表以外のカードで最も発行されたトレイ・ターナー内野手(米国代表=フィリーズ)の決勝戦での新記録となる5号本塁打(#68)の3,271枚をも超えた。
「Topps Now」では大会終了後も、日本代表の「チャンピオンセット」、ベスト9にあたる「オールWBCチーム」の2セットを販売中。こちらはどれだけのセット数が販売されるか、は発表されないが、気になるところだ。また、TOPPS社の販売サイトでは完売となった「WBC Box」がミントをはじめ、日本国内でも販売されることが内定。こちらも大会終了後でも人気を集めるのは確実だ。
TCJデータチーム