「Wリーグオールスター 2022-2023 in 有明」が4月29、30日に東京・有明アリーナで開催される。ENEOSサンフラワーズが劇的な勝利でトヨタ自動車アンテロープスを下し、4年ぶり23度目の女王に輝いた今季を締めくくる夢の祭典のキャッチコピーは「Hello New Me!」。新しい魅力を発信し続けるWリーグだが、プレーオフの激闘に感動し、今さらながら「2022-23 Wリーグ トレーディングカード」を開封してみた。
カードは1パックに5枚が封入され、500円(税込)。試合会場やネット通販で販売された。今季リーグに所属した14チームから、総勢196選手をカード化。パックからランダムにレアカード36種が出現する。
レギュラーカードの表面はプレー写真ではなく、ポーズ写真を使用。各選手が思い思いのポーズを決めていてなかなか、楽しめる。レアカードはプレー写真で、全体にキラ加工が施されている。レギュラーカード、レアカードともに裏面はチームロゴ、選手名、背番号、ニックネーム、身長・体重、誕生日、出身地とシンプル。残念ながら、カード全体を通じての通し番号はない。
カードの厚さは、BBM、エポック、カルビーなどに比べ、若干、薄い。
今回は20パックを通販で購入した。
所属チームがダブったパックは20パック中5パック。選手がダブったパックはなかった。
レアカードは20パックで1パックから出現。吉田麻衣(シャンソン化粧品)が当たった。出現率は20パックに1枚、カード100枚に1枚となる。なかなかのレア度である。
各チームの収録選手数と出現枚数(ダブり枚数)は
デンソーアイリス(14選手) 14枚(ダブり4種10枚)
トヨタ自動車アンテロープス(12選手) 7枚(ダブり2種5枚)
三菱電機コアラーズ(13選手) 7枚(1種2枚)
ENEOSサンフラワーズ(16選手) 10枚(2種5枚)
富士通レッドウェーブ(14選手) 10枚(2種4枚)
トヨタ紡織サンシャインラビッツ(16選手) 5枚(1種2枚)
シャンソン化粧品シャンソンVマジック(16選手) 7枚(1種3枚)
日立ハイテク クーガーズ(14選手) 6枚(1種2枚)
アイシン ウィングス(13選手) 2枚(ダブりなし)
プレステージ・インターナショナル アランマーレ(15選手) 4枚(ダブりなし)
東京羽田ヴィッキーズ(12選手) 10枚(3種6枚)
山梨クィーンビーズ(15選手) 5枚(1種2枚)
姫路イーグレッツ(15選手) 6枚(1種2枚)
新潟アルビレックスBBラビッツ(15選手) 4枚(1種2枚)
選手別にみると、シーズンMVPに輝いた高田真希(デンソー)はダブったが、新人王の白崎みなみ(姫路)は出現せず。今季のベスト5では高田以外に、町田瑠唯(富士通)、渡邉亜弥(三菱電機)は出たが、赤穂ひまわり(デンソー)、渡嘉敷来夢(ENEOS)は無し。プレーオフMVPでもある渡嘉敷は当てたかった。
通販ではパックだけでなく、全レギュラーカードのセット(30,000円=税込
)も販売している。これには、セット限定カードとして各チームのヘッドコーチ14人のカードも含まれる。
シンプルながら、新しさを感じさせ、来季以降にも期待が膨らむ「Wリーグ トレーディングカード」はまさに「Hello New Me!」なトレーディングカードである。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のバブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。
Wリーグ2022‐23シーズン成績
☆Wリーグ2022-23シーズン プレーオフ決勝
ENEOSサンフラワーズ 2勝1敗 トヨタ自動車アンテロープス
☆Wリーグ2022-23シーズン 順位
【1位】デンソーアイリス(勝ち点48=22勝4敗)
【2位】トヨタ自動車アンテロープス(勝ち点48=22勝4敗)
【3位】三菱電機コアラーズ(勝ち点46=20勝6敗)
【4位】ENEOSサンフラワーズ(勝ち点46=20勝6敗)
【5位】富士通レッドウェーブ(勝ち点42=16勝10敗)
【6位】トヨタ紡織サンシャインラビッツ(勝ち点42=16勝10敗)
【7位】シャンソン化粧品シャンソンVマジック(勝ち点41=15勝11敗)
【8位】日立ハイテク クーガーズ(勝ち点40=14勝12敗)
【9位】アイシン ウィングス(勝ち点36=10勝16敗)
【10位】プレステージ・インターナショナル アランマーレ(勝ち点34=8勝18敗)
【11位】東京羽田ヴィッキーズ(勝ち点33=7勝19敗)
【12位】山梨クィーンビーズ(勝ち点31=5勝21敗)
【13位】姫路イーグレッツ(勝ち点30=4勝22敗)
【14位】新潟アルビレックスBBラビッツ(勝ち点29=3勝23敗)
※2チーム以上が同じ勝ち点の場合は、①当該チーム間での対戦試合の勝ち点、②当該チーム間での対戦試合の総得失点差、③リーグ戦での全試合の総得失点差、④リーグ戦での全試合の総得点の大きいチームで順位を決定。
☆Wリーグ2022-23シーズン 各リーダーズ
【得点】白崎みなみ(姫路) Avg=23.15
【アシスト】渡邉亜弥(三菱電機) Avg=7.67
【リバウンド】インジェ・ウチェ(シャンソン) Avg=12.29
【スティール】川井麻衣(トヨタ自動車) Avg=2.46
【ブロックショット】渡嘉敷来夢(ENEOS) Avg=2.05
【フィールドゴール成功率】 渡嘉敷来夢(ENEOS) Avg=70.21
【3ポイントシュート成功率】酒井彩等(アイシン)Avg=44.83
【フリースロー成功率】赤穂さくら(デンソー)Avg=90.70
☆Wリーグ2022-23 表彰選手
【MVP】高田真希(デンソー) 9季ぶり2度目
【新人王】白崎みなみ(姫路)
【ベスト5】高田真希(デンソー)、町田瑠唯(富士通)、渡邉亜弥(三菱電機)、赤穂ひまわり(デンソー)、渡嘉敷来夢(ENEOS)
【プレーオフMVP】渡嘉敷来夢(ENEOS)