サッカースペイン1部リーグ、ラ・リーガのレアル・ソシエダに所属をする久保建英が4月28日、今季7ゴール目を決め、自身がマークしたばかりの同リーグ日本人選手のシーズン最多得点記録を更新した。
レアル・ソシエダはこの日、アウェイでオサスナと対戦。久保は1-0の後半18分から出場した。後半45分、ペナルティーエリア内右でパスを受け、左足で相手DFの股を抜く鋭いシュート。ニアサイドのゴールネットを揺らし、貴重な追加点となった。
得点を決めた後はベンチにまで駆け寄り、アルグアシル監督に力強く抱きしめられた。「ピッチに入る時、『ゴールを決めて今日はおまえの日になる』と送り出してくれた」と久保は指揮官との絆を口にした。
チームは2-0で逃げ切り。リーグ4位をキープし、チャンピオンズリーグ出場へ大きく前進した。今季は残り6試合で、5月2日にレアル・マドリード、21日にバルセロナ、28日にアドレチコ・マドリードとトップ3との対決が待っている。CL出場について「もう思い描いてもいいと思う。他チームの結果がどうであれ、一歩前進できた」と試合後、流ちょうなスペイン語でまくし立てた。
レアル・ソシエダで実力開花となった久保だが、ようやく、ソシエダのユニホームのトレーディングカードも登場し始め、ピッチの上の活躍と同様、脚光を浴びている。ネットオークションの「eBay」で、TOPPS社、PANINI社ともに数多くのソシエダカードが落札されている。日本国内でも「ヤフオク!」で売買。PANINI「Select」のベースカードと75枚限定のパープルプリズムの2枚セットが7,000円で落札されるなど、市場価格を上げている。
トレカジャーナル編集部