女子ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンに所属する、日本代表なでしこジャパン主将のDF熊谷紗希が4月22日、リーグ戦今季初ゴールを決めた。バイエルンはフライブルグと対戦。先発出場した熊谷は1点リードの18分、貴重な追加点となる2点目をあげた。
チームメートのイングランド女子代表MFジョージア・スタンウェイの強烈なミドルシュートを相手GKが弾いた。セットプレーの流れで前線に残っていた熊谷がこのこぼれ球に反応し、押し込んだ。
熊谷は2011年限りで浦和からブンデスの1.FFCフランクフルトに移籍。2シーズン、リーグ戦38試合で2得点をマーク。フランスのオリンピック・リヨンでの8シーズンを経て、昨季、バイエルンで8年ぶりのブンデス復帰を果たし、リーグ戦21試合で5得点をあげていた。
前半で6得点をあげ、大差をつけたこともあり、熊谷はハーフタイムで交代。試合は8‐2で大勝した。バイエルンは3月末にヴォルフスブルクとの直接対決を制して首位に立った。この日の圧倒的な勝利はヴォルフスブルクとのデッドヒートを展開するチームに弾みをつける白星となった。
FIFA女子ワールドカップのオーストラリア&ニュージーランド大会は7月20日に開幕する。なでしこジャパンはスペイン、コスタリカ、ザンビアとグループCに入った。男子のW杯カタール大会のように日本国内での盛り上がりに期待がかかる。トレーディングカードもまた、フィーバーしそうだ。
熊谷のトレカは日本代表のものが多い。だが、最新の海外カードとしてTOPPS社の「2021‐22 Topps Chrome Women’s UEFA CHAMPIONS LEAGUE」に収録されたカードが脚光を浴びている。応援する日本人選手が海外のメーカーの、しかも、人気ブランドのカードになるのはうれしいものだ。「Topps Chrome」と言えば、パラレル、そして、サイン。もちろん、今回の熊谷のカードにはそれがある。「2021‐22 Topps Chrome Women’s UEFA CHAMPIONS LEAGUE」にはなでしこジャパンの一員で、プレミア女子のトッテナムのFW岩渕真奈のカードも収録されている。
トレカジャーナル編集部