日本のプロ野球が今日、キャンプインする。2019年シーズンも話題豊富なNPBだが、昨年から早くも注目を集めているのが、大物ルーキーの根尾昂(中日ドラゴンズ)だろう。甲子園での大活躍もあり、ドラフトでは4球団の競合の末、ドラゴンズが交渉権を獲得し、入団が決まった。
カードコレクターが注目するのが、根尾のRC(ルーキーカード)となる。実は、その根尾のRCがすでに発売され、密かな人気となっている。
これまでは、日本の野球カードと言えば、2月に発売されるBBMの「ルーキーエディション」が最初に登場するRCだった。ところが、今回、根尾のRCをいち早く発売したのはエポックの「EPOCH-ONE(エポック・ワン)」だった。
「EPOCH-ONE」は昨年4月に販売スタート。「素晴らしきスポーツの世界から毎試合のヒーローや名場面をいち早く記念カードにしてお届けする国内発のオンデマンドカード」(HPより)は、ネット限定で1枚500円。HPに掲載後、72時間しか受注期間がないこともあり、レア度の高いカードになっている。(発行枚数877枚)
オンデマンドカードは、米国でTOPPSがかつては「eTopps」、現在は「Topps Now」を制作し、大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)の初安打、初本塁打、初登板など、日本でもそれぞれに人気で販売時の価格にプレミアがついて取引されている。
「EPOCH-ONE」はまだまだ、知名度が高いとは言えないが、今回の根尾のRCでその存在が一気に知られる可能性も高い。入団会見で背番号7のユニホームで、バットをスイングする姿は何とも初々しい。自主トレ中の故障により、2軍キャンプでプロ野球生活を始めた根尾だが、今季の一軍でのプレーは間違いなさそう。残念ながらRCの受注販売は終わってしまっているが、初安打や初本塁打のカードも目が離せない。
-トレーディングカードジャーナル ニュース-