ラ・リーガのレアル・ソシエダードが、来季の欧州チャンピオンズリーグ出場を10年ぶりに決めた。ソシエダ―ドは5月28日、シビタス・メトロポリターノでアトレチコ・マドリードと対戦。1-2で敗戦も、リーグ戦5位のビリャレアルも敗れ、最終節を残して、ソシエダ―ドの4位が確定した。
ソシエダード躍進の原動力は間違いなく、日本代表MF久保建英だろう。リーグ戦では今季、ここまでスペインリーグでの日本人最多となる9得点。4アシストにPKも2つ獲得している。得点した全9試合に勝利。開幕戦の22年の8月15日のカディス戦に始まり、5月2日の古巣レアル・マドリード戦でも決勝点を奪うなど、加入1年目でチームの勝利に大きく貢献した。
久保はこの日も先発し、後半25分までプレー。ビリャレアルの途中経過を聞いたのは交代後、だった、そうで「交代したときは結構やばいと思っていました。たぶん1点取った後もみんな結構テンパっていましたし、中の選手は、まあそれでよかったのかなと思います」と笑った。
試合後は選手たちとともに抱き合って喜びを分かち合った。「今日は勝ち負け関係なく、チャンピオンズリーグを決められたことがすべてだと思います。(今季は)90点くらいは与えてもいいんじゃないですかね。チャンピオンズリーグも出られましたし。ある程度点も取れてアシストもできたのでうれしいですね。すごく充実しています」と話した。
欧州チャンピオンズリーグでは、久保がさらなる脚光を浴びる。マジョルカ時代のルーキーカードとともに、ソシエダ―ドのユニホームのトレカも登場し、注目度も急上昇中の久保のトレーディングカードもさらに価値を上げるのは確実。ネットオークションの「eBay」では、TOPPS社の「2022-23 Topps Team Set Real Socieda」や、PANINI社の「Select La Liga」の久保の最新カードが次々に落札。5枚限定エメラルドグリーンが154ドル(約21,000円)、10枚限定ゴールドパラレルが137ドル(約19,000円)で売買されるなど人気を高めている。
トレカジャーナル編集部