「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」の最終日が9月10日、長崎・パサージュ琴海アイランドGCで行われ、神谷そら(郵船ロジスティクス)が初の「メジャー」制覇を飾った。20歳のルーキーにとっては今季2勝目だった。
2打差3位で出た神谷は5バーディー、1ボギーの68をマークして通算12アンダーとした。パー4の4番で300ヤードのビッグドライブを見せてバーディーを奪うと10番で首位に立ち、1打差を死守した。
4月の「フジサンケイレディス」に続く2勝目。「いずれメジャーを取りたいという気持ちが強くて、今年の4月に初優勝できて。そこから優勝争いに加わることはできてもなかなか勝ちきれずに、苦しい時期を過ごしていて。でもこの1週間、すごく楽しくゴルフができました。目標にしていたメジャー優勝をすることができました」と笑顔を見せた。
20歳145日でのメジャー制覇は年少7番目の若さ。この大会に限ると、川崎春花(19歳133日)、鈴木愛(20歳128日)に次ぐ3番目の若さだった。
2度目の挑戦となった昨年11月のプロテストにトップ合格し、今季がルーキーイヤー。「1年前のこの時期は、まだ私はアマチュアでテレビで見る側でしたが、ようやく今年この舞台に立てました。ルーキーシーズンのうちに2勝をあげることは夢みたいで、まだ実感はありません。残りのシーズンももう1勝目指して、また明日から一日一日努力していきたいと思います」と謙虚なコメントもまた、人気急上昇の理由のひとつだろう。
エポック社のオンデマンドカード「EPOCH-ONE」での優勝カードもこれで2枚目。同社のトレカでは神谷のルーキーカードは「EPOCH 2023 JLPGA OFFICIAL TRADING CARDS ROOKIES & WINNERS」に収録されているだけ。
大谷翔平投手(MLBロサンゼルス・エンゼルス)のルーキーカードの収録された2018年の各社のボックス製品が軒並み、今でも高騰を続けているように、「EPOCH 2023 JLPGA OFFICIAL TRADING CARDS ROOKIES & WINNERS」の今後にも注目される。
トレカジャーナル編集部