バスケットボールのBリーグで、今季からB1に昇格した長崎ヴェルカは9月26日、シューティングガード・スモールフォワードの馬場雄大との契約合意を発表した。馬場は8~9月のFIBAワールドカップ(W杯)で日本代表のパリ五輪出場権獲得に貢献した。
馬場は昨季までNBAでのプレーを目指し、NBA下部・Gリーグのレジェンズなどに所属し、海外挑戦を続けてきた。筑波大4年時の2017年にB1のアルバレク東京に加入し、連覇も経験した。
5季ぶりにBリーグ復帰となった馬場はこの日の会見で「僕のゴールは全然変わってない。NBA選手になるためにやっている。そこは変わらない。長崎でプレーさせてもらうことが一旦ストップと思ってない。NBA選手になるためにまだまだ成長しないといけない。パリ五輪は自分のパフォーマンスが今後を左右する。パリ五輪にかける思いは、自分のバスケ人生の一番懸けていいイベントだと思う」と決意表明した。
「(馬場から)選手として成長したい、この1年にかけている思いを聞いた。馬場選手にとってエキサイティングな素晴らしいシーズンになると思っている。バスケ面で言うと、長崎のスタイルにかなり合っていると思う」とヴェルカの伊藤拓摩GMは期待を口にした。
「BABA BOOM(馬場ブーム)に期待してほしい」と馬場は話した。「BABA BOOM」とは、馬場の豪快なダンクの呼び名で海外でも人気を集め、W杯でも会場を盛り上げた。ヴェルカは今季、10月8、9日の開幕2連戦で、日本代表でもチームメートだったキャプテン・富樫勇樹を要する千葉ジェッツふなばしと激突する。
馬場もトレーディングカードは、2018−19シーズンのBBMカード、2018年のBBM日本代表カードがある。どちらも貴重なカードだが現在、MINTモールでの出品もある。さらに、年々、注目度が高まっているBリーグとBリーグのカードだが、W杯で盛り上がって迎える今季の新商品が人気が爆発しそうな気配だ。馬場のヴェルカ加入でさらに熱くなる。
トレカジャーナル編集部