元日本代表のFW岩渕真奈が9月1日、現役引退を表明した。自身の公式SNSで現役引退を発表した。
30歳の岩渕は、2007年に日テレ・東京ヴェルディベレーザでトップチームデビュー。ドイツのホッフェンハイム、バイエルン・ミュンヘンでプレーしたのち、17年夏から20年まではINAC神戸レオネッサでプレーした。
その後20年末からイングランドへ渡り、アストン・ビラ、アーセナルへ。今年1月にトッテナムへ期限付き移籍したが、シーズン終了後には契約満了に伴い、今夏アーセナルから退団となった。
日本代表「なでしこジャパン」の一員としてもFIFA女子ワールドカップ(W杯)に2011、15、19年と3度出場。東京五輪以降は背番号10を背負ったが、今年のオーストラリア&ニュージーランド共催の大会には選ばれなかった。
今後の動向が注目されていた岩渕だが、9月1日の自身のSNSで「プロサッカー選手を引退することに決めました」と表明した。
「いつも応援してくれている皆様へ 『プロサッカー選手を引退することに決めました』 この場で少しだけ伝えたいことは サッカーを通して感じた支え、声援、叱咤、激励 共闘、景色、興奮、創造 すべての事に そして関わってくださった皆様に 心から感謝しています。幸せでした!! サッカーが大好きで サッカーで出会った人達が大好きで なにより自分のサッカー人生が大大大好きでした。 本当にありがとうございました」と思いを綴った。
「9月8日に記者会見をさせていただき自分の口からしっかり思いを伝えさせていただけれたらと思います 岩渕真奈」と締めくくった。
なでしこのエースとして人気の岩渕はトレーディングカード界でも女子サッカー選手トレカをけん引してきた。日本代表カードはもちろん、TOPPS社の「2021‐22 Topps Chrome UEFA Women Champion`s League」にもアーセナルのユニホームでの岩渕のカードが収録され、様々なカラーパラレル、サインカードが注目を集めた。今後は日本のレジェンドとして、新しいカードが登場する可能性もありそうだ。
トレカジャーナル編集部