第19回アジア競技大会(アジア大会=中国・杭州)の体操男子総合決勝が9月26日に行われ、北園丈琉(たける=徳洲会)が銀メダルを獲得した。
予選3位の北園は2位の川上翔平とともに決勝に進出。2021年世界選手権金メダリストの張博恒(中国)が首位に立ち、張を追う北園は安定した演技で、ゆか、あん馬、つり輪が終わった時点で1.167点差の42.866点で2位に。
3位の蘭星宇(中国)に迫られながらも、北園は得意の平行棒で高難易度「マクウツ」を決め15.300点という団体総合での結果を上回る高得点をマーク。それでも、最終種目の鉄棒でも差を詰められず銀メダルとなった。
総合得点は87.032点だった。「まずは6種目の自分の演技をやりきれたっていうところはすごくよかった。87点っていうのも(得点も)目標のひとつにしていたので達成できてよかった」と北園は安心した表情を見せた。
「1位の選手との差を初めて同じ舞台で戦って感じれたのでこれはパリにつながると思う。金メダルを目標にしてるので必ずこの経験がパリには生きると思う。そのスタートとしていい銀メダルだった」と話した。
東京五輪での活躍もあり、BBM「Masterpiece 2021」にファーストカードが封入された「次世代のエース」。パリ五輪でもメダルの期待がかかる北園は「TEAM JAPAN NEXT SYMBOL ATHLETES」として、「TEAM JAPAN SYMBOL ATHLETES」の橋本大輝とともに、発売されたばかりのエポック社「2023 TEAM JAPAN オフィシャルトレーディングカード SYMBOL ATHLETES & NEXT SYMBOL ATHLETES」にレギュラーカード、インサート、パラレルだけでなく直筆サインカードが収録されている。
トレカジャーナル編集部