「第42回大王製紙エリエールレディスオープン」の最終日が11月19日、愛媛・エリエールゴルフクラブ松山で行われ、青木瀬令奈(リシャール・ミル)が今季2勝目で自身初のシーズン複数回Vを成し遂げた。
2位から出た青木は5バーディー、1ボギーの67でまわり、通算13アンダーとし逆転優勝。13歳の2006年にツアーデビューした思い出の大会でのJLPGAツアー通算5勝目で目標を達成した。、
54ホールの短縮競技を制した。17番で第3打を1メートルにつけてバーディーを奪い勝負を決めた。3月以来のVに「今年こそ、複数回優勝と思ってやっていた。2年半ぶりにお酒を飲みたい。ワインとハイボールで」と禁酒を解禁し、周囲を笑わせた。
「ゴルフファースト」で禁酒だけでなく、美容院でのカットも我慢してきた。次なる目標は「メジャー優勝」。その先には米ツアー挑戦も待つ。「将来的には年齢に関係なく、行ける機会があれば積極的に海外の試合にも挑戦してみたいと思います」と瞳を輝かせた。
エポック社のオンデマンドカード「EPOCH-ONE」では青木の今季2勝目を早速、カード化。その写真が珍しいカットで、秀逸だ。撮影したカメラマンも、カードに選んだ制作担当も、まさにナイスショットな1枚となった。
優勝の瞬間、ガッツポーズを背中から撮影した。伸びた髪の毛がかかる、その背中からはいろいろな思いが伝わってくる。小さなガッツポーズもいい。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のバブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。