元日本代表FWで、歴代3位の50得点をマークしている岡崎慎司が、今季限りでの現役引退を決めた。岡崎が所属するベルギー1部リーグのシントトロイデンが2月26日、公式HPで発表した。今季終了後に引退の記者会見を開く予定。
岡崎は守備の裏にタイミングよく飛び出すスピード感あふれるプレーが持ち味で、倒れ込みながらヘディングなどシュートに持ち込む闘志あふれるスタイルが人気だった。滝川二高から2005年にJリーグの清水エスパルスに加入し中心選手として活躍した。
2011年にドイツ1部リーグのシュツットガルトに移籍するとマインツを経て、2015年にイングランドプレミアリーグのレスターに加入。リーグ優勝に貢献しました。スペインのマラガなどを経て、2022年からベルギー1部リーグのシントトロイデンでプレーしている。今季は故障の影響もあり、出場機会が減っていた。
日本代表としては2010年の南アフリカ大会から3大会連続でワールドカップ(W杯)の代表に招集され、代表としてこれまで119試合に出場して、釜本邦茂、三浦知良に次ぐ歴代3位の50得点をマークしている。
「サッカー選手として今まで全力を尽くしてきたけど、気付いたら体がボロボロで、自然と自分に限界を感じました。このクラブに来たこと、このクラブで引退を決意したことは運命だと感じています。シーズン最後まで復帰を目指しながら、チームに貢献できるよう頑張ります」と岡崎はクラブを通じてコメントを発表した。
岡崎のトレーディングカードはその熱いプレースタイルが伝わってくるような写真が多く使われていることもあり、人気が高い。EPOCH社のカードだけでなく、TOPPS社、PANINI社といった海外メーカーのトレカ、ゲームカード、ステッカーもある。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。