ディズニーのトレーディングカードを制作しているエポック社は、同社のオンデマンドカード「EPOCH-ONE」(エポックワン=エポワン)で、6月26日の「スティッチの日」に記念カードの受注をスタートする。今回、72時間限定の完全受注販売となる「エポワン」は、ハワイの夜空の下で過ごす様子をデザインしたスティッチ&スクランプ「A」「B」、スティッチ&エンジェル「A」「B」の全4種類。優しいカラーとデザインが、スティッチの世界観を存分に楽しめるカードになっている。
スティッチは悪の天才科学者ジャンバ博士が626番目に作った試作品のエイリアンで、6月26日はスティッチの試作品番号にちなんで「スティッチの日」とされている。
スティッチのスクリーン初登場は、2002年に公開された映画第1作目「リロ・アンド・スティッチ」。愛を知らず、「破壊する」ことしか知らない暴れん坊のスティッチが地球に逃げこみ、ハワイのカウアイ島でお姉さんと暮らす5歳の少女リロと出会ったことからストーリーは始まる。リロから家族として受け入れられたことをきっかけに、スティッチは愛を知り変わっていく。映画やDVD、TVシリーズではリロとスティッチの絆を感じる日常や、スティッチとジャンバ博士とのエピソードなどが展開され、感情表現豊かな愛らしいスティッチの姿に世界中のファンは魅了されている。
スティッチ&スクランプ「A」「B」では、リロにとって大切な存在であるスティッチとスクランプが一緒に過ごすひとときが描かれている。リロが作ったボタンの目と刺繍の口が印象的な手作りの人形であるスクランプのことを、スティッチも大切に想って愛を注いでいる様子がうかがえる。
また、スティッチ&エンジェル「A」「B」の2枚は、ガールフレンドのエンジェルとのラブラブな様子がこれ以上なくかわいいデザインのカードだ。エンジェルはスティッチと同じくジャンバ博士の試作品のエイリアンで、最初は敵対していたがスティッチの優しさに触れてエンジェルも改心していく。そんなスティッチとエンジェルがお互いを想う“大好き”があふれていることが表現されている。
スティッチのトレカは海外のTopps「2023 Topps Chrome Disney 100」などにもラインナップされている人気キャラクターのため、コレクションでもとても人気があり、ネットオークション「eBay」での取引も盛ん。コレクターズアイテムとして評価も高い。2023年にエポックから販売された「DISNEY創設100周年 EPOCH 2023 PREMIER EDITION Collection Cards」でもリロ&スティッチのホログラム版キラカードは隠れた人気商品だった。
2024年のエポック社のディズニートレカでは、3月14日にエポックワンのホロスペクトラ「【スティッチ&エンジェル】BIG LOVE」をシリアルナンバー刻印で限定10枚販売した。こちらも市場に敏感なコレクターからの注目度が高い商品となった。
「スティッチの日」の記念カードは、1枚500円(税込み)のお手頃価格で6月26日12:00から販売開始する。スティッチの愛らしい姿を見てほっこり優しい気持ちになれるこの4枚も、スティッチのファンはもちろん、ディズニーカードのコレクターが見逃すわけがない。
Kumin(ライター)
あらゆるスポーツとディズニーを愛するトレカ女子。トレカジャーナルでは女子ゴルフをメーンに担当しているが、好奇心旺盛でほかのスポーツにも興味津々。エポワン「ディズニー」のコンプリートを目指している。