Wリーグのアイシンウイングスは6月11日、日本代表のエースとして活躍してきた渡嘉敷来夢を獲得したことを発表した。背番号は1。この日が誕生日の渡嘉敷は、5月31日にENEOSを退団することが決まっていた。
「15年目のシーズンを新しい環境で迎えられること、新しい仲間、ファンの皆さまと戦えることをすごく楽しみにしています。そしてチームを勝利に導けるように日々全力で過ごしたいと思います」と渡嘉敷はアイシンを通じて、コメントを発表した。
2016年リオデジャネイロ五輪代表の渡嘉敷は、193センチの長身プレーヤーを武器に、ENEOSで14年を迎えた今季は1試合平均19・24点でリーグ得点王に輝いた。
21年の東京五輪では故障もあり欠場を余儀なくされ、今夏のパリ五輪へ向けた合宿では選考メンバーから漏れていた。
アイシンは2023-24年シーズン8位。2ディビジョン制が始まる2024-25年シーズンからは、上位8チームによる1部に振り分けられる。前日の10日には渡嘉敷の同期で、長年ともにプレーしてきた岡本彩也花がENEOSから加入することが発表されていた。
パリ五輪の代表メンバーから外れた渡嘉敷だけに五輪関連のトレーディングカードには今回は登場することはないだろう。2024-25年シーズンのWリーグカードで、新天地のユニホーム姿が見られそうだ。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のバブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。