大リーグ機構(MLB)は7月18日、来年3月18、19日に日本で開催されるメジャー開幕戦の対戦カードがドジャース・カブス戦に決まったことを発表した。場所は東京ドームで行われる。両チームは韓国で行われた今季の開幕戦に続き、2年連続で米国外で開幕戦を戦う。
MLBの開幕戦が東京で行われるのは、2019年のマリナーズ・アスレチックス戦以来、6度目。その2試合は、イチロー外野手の現役引退発表、ルーキー菊池雄星投手のデビューで大いに盛り上がった。
ドジャースの大谷翔平選手は昨年9月に右肘手術を受け、投手としてはリハビリ中。代理人のネズ・バレロ氏は「予定通り順調。25年に投打同時に出場できる準備は着々と進んでいる」と話しており、日本には投手・野手の二刀流で凱旋する可能性が高い。カブス・今永昇太投手とは打者として、鈴木誠也外野手と投手として対戦することになりそうだ。
ドジャースは公式SNSで「2025年シーズンはMLB東京シリーズで開幕!」として、ドジャースの大谷と山本由伸投手、カブスの今永と鈴木誠が東京ドームとともに写った画像を投稿。「来年3月、東京ドームで皆さんにお会いできるのを楽しみにしています」と来年3月18、19日に開催されることを伝えた。
今年の韓国での開幕戦、前回の日本での開幕戦ともにTOPPS社のオンデマンドカード「TOPPS NOW」がカードを制作して、話題になった。今回もカードが作られることは必至。投手・大谷の復活、日本開幕戦……またまた、大谷トレカの楽しみが増えた。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のバブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。