エポック社はオンデマンドカード「EPOCH-ONE」の那須川天心(WBA世界バンタム級7位=帝拳)シリーズの最新作を発表。期間限定で受注をスタートした。
WBA世界バンタム級7位の那須川天心(帝拳)は7月20日に両国国技館で同4位のジョナサン・ロドリゲス(米国)と対戦。この試合から6種、18日の試合前会見、19日の前日計量を含めて合計8種。並べて見ると、まるで、劇画のようなストーリー展開になっている。
那須川はこの試合で、3回1分49秒のTKOでデビュー4連勝を飾った。
序盤から主導権を握り、3回は左ボディからアッパー、最後は強烈な左ストレートで世界ランクで格上の相手を後ろ向きに倒した。何とか立ち上がったロドリゲスだったが、フェリーが止めた。
初めて相手を倒しての勝利となった。「やっとやりましたよ。KOできないって言った人、誰ですか?この日のために心を整えてやってきたので、本当にうれしいです。今日はかましたと思います」と胸を張った。
エポック社は、キックボクシングで「神童」と呼ばれた那須川のボクシング転向から「エポワン」を制作。今回の8種はこれまでのカード以上に、那須川の表情が豊かで、その魅力が伝わってくるものになった。また、試合当日などに無料配布されたプロモカードも人気を集めている。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のバブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。