エポック社のオンデマンドカード「EPOCH-ONE」の人気シリーズ「ディズニートレカ」から、8月3日の「はちみつの日」を記念して、はちみつを愛してやまない「くまのプーさん」のカードが発売された。今回、発売されたのはプーさんがはちみつを愛してやまない様子が描かれている3デザインと、プーさんと仲間たちの2ショットを収めた少しレトロな印象の3デザインで全6種類。プーさんの楽しい日常の一瞬を切り取ったカードになっている。
「くまのプーさん」の原作はアラン・アレクサンダー・ミルン著書の「Winnie-the-Pooh」という児童文学で、日本でも広く読まれている。プーさんは100エーカーの森に住んでいる、のんびりやのくまのぬいぐるみで、はちみつが大好き。クリストファー・ロビンや豚のピグレット、トラのティガー、うさぎのラビットたちと旅に出たり、冒険をしたり、プーさんと森の仲間たちの日常が楽しめる物語だ。
ディズニーアニメでは1966年の「プーさんとはちみつ」でラビットの家のはちみつを全部食べてしまう、というエピソードがデビュー作。自分の気持ちに純粋に向き合い、シンプルな思考で実直に行動するプーさんに、アニメに登場した時から人々はその存在に共感し、虜になっている。
くまのプーさん「A」「B」「C」は、はちみつのためならまわりを蜂が飛び交うことも気にしないでがんばるプーさんの様子が、優しいタッチのイラストで表現されている。蜂にご挨拶してはちみつをわけてもらおうとしている「A」、蜂と楽しそうに遊んでいる「B」、はちみつをおなかいっぱい食べて満足している様子の「C」。どれもプーさんの愛らしさが存分に感じられるカードだ。
また、「プーさん&クリストファー・ロビン」「プー&ピグレット」「プー&ティガー」の3枚は、他の3枚とは異なるキリッとしたタッチで描かれていて、少しレトロ、そして、少しノスタルジックな雰囲気を持ったカードだ。仲間たちに愛されて笑顔になるプーさんがとてもかわいらしく、それぞれのペアの強い絆と独特の関係性が手に取るようにわかるデザインになっている。
ディズニーのキャラクターの中でも人気の高いくまのプーさんは、トレーディングカードでも人気がある。最近で昨年、発売された日本のTCG「ヴァイスシュヴァル」のプーさんのカードがネットオークション「eBay」で、599.99ドル(約88,000円)で落札された。
今回の「はちみつの日」のトレカは、72時間限定の完全受注販売で1枚500円(税込み)という、お子さんでも手に取りやすい価格で8月3日12:00から販売開始する。
エポワンでは、2024年3月に発売した「cherry blossom」シリーズで「プー&ピグレット」のカードを販売したが、プーさんの本格的なカードを発売するのは今回が初めて。そのため、コレクターからの注目度も高く、貴重なカードになると予想されている。
私のお気に入りは「プーさん&クリストファー・ロビン」と「プー&ピグレット」の2枚。ロビンがぷーさんを、プーさんがピグレットを愛おしく抱きしめる。そして、抱きしめたくなるカードである。
Kumin(ライター)
あらゆるスポーツとディズニーを愛するトレカ女子。トレカジャーナルでは女子ゴルフをメーンに担当しているが、好奇心旺盛でほかのスポーツにも興味津々。エポワン「ディズニー」のコンプリートを目指している。